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IFもしも、ラインハルトに双子の妹がいたら。
子供編
俺の双子の妹は。〜3〜

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クラウディアが、抱きついてきた。
俺は、嬉しくなってクラウディアをずっと抱きしめた。
嬉しくって嬉しくって、つい、心の中で「クラウディアが俺を頼った!」と言いさらにぎゅっと抱きしめた。
心の中がふわふわして、楽しくって嬉しくって、幸せで、父上に抱きしめられた時と同じくらい。
姉上が、いなくなってしまうという事を忘れてしまうぐらい。
俺は、クラウディアの兄なんだ。という事が、胸にストンッと落ちた。
幸せさが、胸に広がっていく。
それから、ずっと、クラウディアの事を抱きしめていたらしい。
気付いたら、30分の時が、経過していた。
ふと、クラウディアを見ると、息苦しそうにしていて、慌てて、離した。
クラウディアは、慌てて、俺から、離れていき何というか、ネコのように見えたのであった。
少し、恥ずかしくなって、周りを見ると、3人とも、微笑ましいというか、何というか、ニヤニヤ?といったような顔で笑っていた。
クラウディアは、そんな俺を恨めしそうに見つめていた。
不思議に思ってクラウディアを見つめていると、深呼吸をして、手を叩いた。
背中に冷たい氷を入れられたように、空気が刷新し、冬の朝のような空気になった。
俺は、何故か、、、いや、わからないでも、、
クラウディアが、話を始めた。
それは、とても、驚くほどの、すごいとしか思えない、考えだった。
俺には、絶対に思いつかないほどの。
クラウディアは、天才だ。
俺なんかよりも。
クラウディアは、俺に聞いてきた。
「ラインハルト兄上がやろうとしている方法」だと。
クラウディア。お前は、どこまで見抜いている?
お前の策に乗るのも悪くはない。
むしろ、大歓迎だ。
宇宙を手に入れるのは、この俺だ。
キルヒアイスとレオンが、俺の隣に立って、クラウディアは、俺の後ろから支える。
クラウディア。お前は、昔、姉上に幸せになって欲しいと言った。
お前は? いや、今はそんな事考えても仕方ない。
双子の妹のために頑張るとするか。
俺たちは、まだ子供なんだから。
クラウディアに何もするなと言われたのは、かなり悲しかったが。
兎に角、クラウディアの言うとうりに動くとしよう。
いつか、越えてやる。絶対に。



でも、一番の目標は、ラインハルト兄上、大好き??と言われることだが。
かっこいいでも良いし、もちろん、頼りになるでも。
2人に言ったら、呆れた顔をされたがな。
後悔は、していない。
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