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艦娘達と少し頼りない提督
着任〜艦隊合同作戦
空母加賀の苦悩と宮本の煩悩
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〜加賀ちゃんが鎮守府に着任して次の日〜
「加賀ちゃんに発艦方法の稽古をつけて欲しい。ですか、困りましたね」
昨日、彼に言われた事をどうしたら良いか、一人で考えていた。昨日から考えていたのだが、私はひたすら練習していたから、他の人に教える事はあまり得意ではない。どうしたら良いか考えながら弓を引き続けていた。
すると、
「何か考え事でもあったんですか?加賀さん」
と翔鶴は心配気味に聞いてきた。
「ちょうど良いところに来ましたね。実は……」
私は昨日、提督に言われた事をそのまま伝えた。すると翔鶴は、
「赤城さんとかはどうですか?教えるのも上手そうですし。」
「それも考えたのだけれど、赤城さん、今は演習でいないのよ」
「それは困りましたね、後は瑞鶴と軽空母の方達くらいですね。」
「なら、瑞鶴を呼ぶ事にしますか」
「正規空母は私達を含めて少ないですからね」
「で、私はここに呼ばれたのね。大体の話は翔鶴姉に聞いたから」
「ところで、瑞鶴、貴方は人に物を教えるのは得意かしら?」
「発艦は教えた事無いけど、駆逐の子達に勉強を教えた事はあるから、アドバイス程度は多分出来るかも」
「それだけでも十分だわじゃあ、提督にこの事を伝えてくるわね、二人は準備をしていて下さい。」
私は、二人に告げ執務室へ向かった。
「提督、お話があります」
「どうした、加賀?」
「加賀ちゃんには、私達空母全員で、教えることにします。宜しいですね?」
「うん、わかった。じゃあ、もう少ししたら俺も加賀ちゃんの事見に行くから。ウォースパイト、ランチはまた今度お願いするよ。」
「わかったわ。でも、早く書類を片付ける事ね。」
「大丈夫、すぐに終わるから」
「そう言えば提督、ウォースパイトはいつから此方には来ていたんですか?」
かなり前に1度、提督がウォースパイトが来たことを喜んでいたがその後の話を聞いていない。少し、気になって提督に聞いた。
「それはね、ハハハ、気にしないで」
提督は逃げるように言った
「加賀さんは知らないのですね。なら、私が提督の代わりに言わせてもらうわ。彼、初めて私に言った言葉が、すみません日本語でお願いします。だったのよ、だから、私は提督や他の子達の為に日本語を練習したのだから、私は最近、此方の鎮守府に来たのよ、ね、提督?」
「英語が、流暢過ぎて聞き取れなかったんだよ」
「隠密行動や、機密保持を仕事にしている人間が何言ってるんですか?」
「でも、日本語で喋って貰えると皆、会話しやすいでしょ?」
「横着しないでください。そう言えば、加賀ちゃんは?」
「暁達と間宮行ってる。教えるのは明日からで良いよ。加賀ちゃん今日は、暁達に艦隊行動を教えてもらうって張り切ってたからさ」
「頭に来ました、提督外へ出てください」
「えっ、俺何か悪
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