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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
19部分:第二話 張三姉妹、太平要術を授かるのことその六
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第二話 張三姉妹、太平要術を授かるのことその六

「私達って今からはじまるの」
「そうよ。もう派手にいくからね」
「頑張るわよ」
「何か凄いことになったの!?」
 今更ながら驚く張角だった。
「私達って」
「よし、それならよ」
「明日も頑張りましょう」
「うん!」
 妹達の言葉に頷く。そうしてその日から三人の活躍が本格的にはじまった。
 彼等は青州だけでなく中原の至る場所で歌った。そうしてファンを次々と作っていき人気も爆発的なものになっていった。
 金もできそれで衣装をさらによくして馬車も買った。そんな彼女達のところにある日二人の女がやって来たのであった。その二人とは。
「マイスと申します」
「バチュアです」
 茶色のショートヘア、ブロンドの長い髪の女達であった。ショートヘアの女は赤と黒の長い服に半ズボンとストッキング、そしてブロンドの女は白と黒でその他はショートヘアの女と同じ格好である。その二人が来たのである。
 二人はまず三人に恭しく一礼してからだ。そのうえで言ってきたのである。
「宜しければ私達をです」
「雇って頂けるでしょうか」
「えっ、雇うって!?」
「あんた達を!?」
「はい、そうです」
「御願いします」
 バイスとマチュアがこう言うのである。
「マネージャー兼ボディーガードに」
「それでどうでしょうか」
「ボディーガードって」
 それを聞いてもであった。張角にとってはよくわからない話だった。
「私達別にそんな」
「そうよ。いらないわよ」
 張宝も首を傾げながら言う。
「それにマネージャーは人和がいるし」
「いえ、待って」
 しかしであった。ここでその張梁が言うのである。
「それも必要かも」
「そうなの!?」
「今のままでも問題ないのに」
「私達もかなり忙しくなってきたから」
 こう言うのであるう。
「だからね」
「そうなの?マネージャーさん必要なの」
「そこまで忙しいの、私達って」
「ええ、それに」
 張梁の言葉はさらに続く。
「ボディーガードの人も必要よ」
「ううん、何か大袈裟になってきたみただけれど」
「どうかな」
「それって」
「そこまでって」
 二人にしてみればまさにそこまでは、であった。
「確かに私達は戦えないけれど」
「妖術は使えるけれど」
「妖術だけでも心もとないわ」
 しかし張梁はまた言った。
「だからよ」
「ううん、じゃあ」
「どうしてもなのね」
「そうよ。お金もできたし」
 その心配もないのだという。そして張梁が二人に対して言ってきた。
「とりあえずは」
「はい、とりあえずは」
「何でしょうか」
「マネージャーとしては暫く見させてもらって」 
 それはまず置くというのであった。
「それよりもボデ
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