暁 〜小説投稿サイト〜
とある世界の物質破壊≪ディストラクション≫
予告編……のはず。
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『上条当麻・アティヌスの殺害依頼』

現在のlevel5全員に出された上層部からの伝達指令。

この指令に納得しない者もいない訳ではなかった。

「ふざけやがって、何やってやがンだあのクソは。」

真っ白な髪の青年……一方通行は呟く。

「参りましたね、まだこんなことしてるんですか、この街は。」

第2位と呼ばれる青年……未現物質。

「デンマークかよ、めんどくせぇ。経費でなかったら殺してもトントンじゃねぇの?」

キレ気味の口調で呟く女性……原子崩し。

「あらぁ?知らない内にやる事が増えちゃったみたいねぇ。」

呑気に紅茶を飲みながら話す少女……心理掌握。

「………。」

未だ正体不明の第8位。

「何だこりゃあ?根性の無さそうなメールだな頭でっかちのインテリか?」

太陽のような真っ赤な服を着る少年……原石の第7位。

そして──────

「……何よ、これ?」

携帯に届いたメールに驚きを隠せない少女……第3位の超電磁砲である御坂美琴。

「……アイツ。」

もう1人、携帯をベッドに投げつけ椅子にドカッと座った青年。








──────level5 VS 幻想殺し

──────1 VS 6000000000

動き出す、level5。

「……よりにもよって一番最初が、お前かよ………っ!!」

上条の目の前に現れる、学園都市最強の白い死神。



「あ、言っておくけど私、無条件でアンタ達の味方するって訳じゃないから。そこまで都合の良い女じゃないわよ。」

最強の電撃使いが立ち塞がる。


もう1人、シスターの格好をしている少女も動き出した。






暗闇の奥から聞こえる足音。

見えた姿は、長点上機学園の制服を着た………

「……みな…と……。」

「やぁ美琴、当麻はどこいったか知ってる?」

「えぇ、湊アンタは……そっちなのね。」

「てことは美琴は"敵"……か。」

上条の味方に着いた御坂美琴と level5第4位 城崎湊

「本気なのか?」

「本気よ、私は私の意思でここにいるんだから。」

「そっか……なら。」

戦う、己の意思のために─────

第3位 超電磁砲(みこと) VS 第4位 物質破壊(みなと)














幻想殺しを宿す少年が零した心からの声………

『頼む。お前達の力を貸してくれ。』

『任せて』

そう答えた彼女達は────────












幻想殺し、超電磁砲、学園都市に襲いかかる魔の手。

「お、お前……!!」


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