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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十二話 暴言
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ミッドチルダに現れた空戦型ガジェット。

それを迎え撃つ為に出撃するなのは達。

だが、出動待機から外されたティアナはなのはに詰め寄る。

そして、アスカが動く……





魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者、始まります





outside

「ん……」

ボンヤリとした視界が、徐々にハッキリとしてくる。

目に入ってきたのは、天井の蛍光灯。

「……あれ?」

ティアナは、自分がベッドで横になっている事に気づき、身を起こした。

見覚えのある部屋……まだ記憶が定まらない。

そこに、自動ドアが開いてシャマルが入ってきた。

「あら、ティアナ。起きた?」

シャマルがベッドで半身を起こしているティアナに近づく。

「シャマル先生……えっと……え?」

混乱しているのか、ティアナはキョロキョロと周囲を見回す。

「ここは医務室ね」

ベッドの側に置いてあったイスに腰掛けるシャマル。

「昼間の模擬戦で撃墜されちゃったのは、覚えてる?」

その言葉に、模擬戦の時の記憶が呼び戻される。

フェイトとの模擬戦、アスカの怪我、なのはのクロスファイヤー……

「……はい」

鮮明に思い出したティアナは、沈んだような声を出す。

「なのはちゃんの訓練用魔法弾は優秀だから、身体にダメージは無いと思うんだけど」

シャマルの言葉を聞いている時、ティアナはズボンを履いていない事に気づいて赤面する。

「どこか、痛いところある?」

用意していたズボンをティアナに手渡しながら、シャマルは訊ねる。

「いえ…大丈夫です」

ズボンを受け取ったティアナは伏し目がちに答える。

素早くズボンを履いた時に、時計が目に入ってきた。

「え……9時過ぎ?えぇ!夜!?」

模擬戦を行ったのは昼過ぎだ。そこから計算すると、8時間以上眠っていた事になる。

「すごく熟睡していたわよ。死んでるんじゃないかって思うくらい」

驚いて窓の外を見ているティアナに、シャマルが説明する。

「スバルに聞いたんだけど、最近ほとんど寝てなかったんだってね。溜まっていた疲れがまとめてきたのよ」

シャマルは唖然としているティアナの額に手を当てた。

「うん。熱もないし、大丈夫ね」

シャマルはニコリと笑う。

「あの、スバルは?」

「ずっと付き添うって言ってたんだけどね。ティアナの自主練に付き合っているって聞いたから、無理矢理返したわ。ちゃんと休みも必要よ?」

「……すみません…」

アスカに散々言われた事をシャマルにも言われ、ますますティアナは暗くなった。

「今日はもう休んでね」

立ち上がっ
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