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決して折れない絆の悪魔
竜の逆鱗
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春だが展開した直後に目の前に巨大な青竜刀を振り被られていた、それによって構えていた雪片は強く弾かれる。なんとか初撃は防いだと思った百春に襲い掛かって来たのは真下からすくい上げるような青竜刀の一撃。

「グッ!!」
「アンタが私に手加減んんっ!?戯言ほざいてんじゃないわよ!!!」
「うわぁっ!!」

正に剣の乱舞、緩急を付けた剣の猛攻。縦横斜め鈴の手によって自在に角度が変えられている、既に何十という剣の一撃が続いている。慣れたくても緩急と角度が毎回毎回違い過ぎる為に全く慣れる事が出来る。ペースが全く握れない、此処は距離を取らなければ拙い……

「―――甘いのよ!!」

距離を取る事など解っていたと言わんばかりに両肩のアーマーがスライドし解放される、その内部の球体が発光したと思いきや百春は突然吹き飛ばされた。

「んがァぁっ!?」

見えないハンマーで殴り付けられたかのような凄まじい衝撃が襲い吹き飛ばされた百春は壁へと激突しそうになるが、暗闇に飲まれそうになるのを必死に耐えて急制動を掛ける。停止する事は出来たが逃がさないと言いたげな鈴が追撃を仕掛けて来た。

「グッ何なんだよ今の!?」
「教える意味なんてないわよ―――どうせ、何も解らずにアンタは負けるんだからねっ!!」

豪撃を仕掛けてくる鈴、それを何とか逃れるがまたもや見ない何かに殴られた。既にSEは300を切っていた、このままでは絶対に負ける……勝つには白式の切り札にかけるしかない……!!それには!!

「グッ!!」

自分の身体に負荷が掛かるほどに加速して後退、この速度なら見えない何かを放つ暇はないし恐らく届かないだろう。

「何をしようと無駄よ、アンタは終わりっ!!」
「(来たっ!!)」

思った通り鈴は見えない武器を使わずに加速して迫って来た、これなら使える!百春は限界まで出力を上昇させ、放出したエネルギーを取り込みそれを一気に開放した。一度放出したエネルギーを内部で圧縮して開放して爆発的な加速を生む技術『瞬間加速(イグニッション・ブースト)』。

「何ですって!?」
「貰ったぁぁぁぁぁっっっ!!!」

"瞬間加速"は代表候補生レベルが使う技術、これを奇襲に使えば優位に立つ事が出来る。そして自らのISのSEさえ攻撃に転用して放つ必殺の一撃である"零落白夜"、相手のバリアを無効化してダメージを直接与えるこの二つが?み合えばこの奇襲は一撃必殺の技へと昇華される。既に加速に入っている鈴は急制動を掛けて方向を変えても間に合わない、勝った!!!

「なぁ〜んちゃって?」

加速して向かって来る鈴は突然回転するように上方向へと向きを変えてバク転をするように移動した、あれだけの加速を一瞬で殺して方向転換を行ったというのかと百春は信じられない
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