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MS Operative Theory
内部図解
カタパルト???発進/着艦シークエンスA
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り着艦できる場所が狭いことや、宇宙空間特有の距離感の掴みづらさに理由が求められる。オート着艦も可能だが、基本的にはマニュアル着艦が行われる。

@着艦許可

 所属MSであっても、基本的には着艦許可が必要である。これは艦側の受入態勢の不備や艦内火災、被弾した機体の先行収容などを想定しているためだ。通常の着艦申請と承認は、パイロットと甲板要員またはオペレーターとの間で行われるが、白旗を掲げるMSや、使者が搭乗する機体が着艦許可を求めている場合は、艦長や指揮官の判断が必要になる。チームワークに秀でる艦では、申請なしに「あうんの呼吸」で着艦してしまう場合もある。

A進入経路確認

 着艦が許可されると、艦は滑走甲板のガイド・ランプや侵入経路を示すガイド・ビーコンが灯される(ビーコンは遠方からでも艦の位置を明かしてしまうので、戦闘中には点灯は避ける)。カタパルトを使った減速と着艦が行われる場合はカタパルトを着艦位置へと移動させる。MSパイロットは、ビーコンなどを頼りに進入経路を確認し、着艦体勢へと移行する。ベテランパイロットの中には、確認しつつ着艦という妙技を身に着けたものもいる。

B着艦体勢

 進入経路を確認後、艦との相対速度を減らしながら着艦コースに入る。着艦時に相対速度がゼロになるのが理想的だが、カタパルトに着地して採集減速を行う場合は急激に減速する必要はない。「開放型」はデッキが露出しているため、様々な着艦体勢とコース取りが可能だが(真上からのアプローチすら可能)、「密閉型」はハッチを真正面に据え続ける必要があるので、着艦体制は限られている。また着艦時の体勢や相対速度によっては、機体が破損することもある。

C着艦

 着艦体勢を維持しつつ艦との相対速度を合わせて着艦(=タッチダウン)し、その後、格納庫へと移動させる。着艦時にMSの速度が少々速くても、脚部ユニットの「踏ん張り」でブレーキを掛けることも出来るため、相対速度が完全にゼロでなくとも問題ない。アーガマ級の場合、デッキの先端(発進時の最終位置)に配られたカタパルトに着地し、カタパルトの逆進を利用して減速。カタパルトが発進位置まで戻ったところで停止し、格納庫に収納される。



補足事項

??MS運用艦の傾向??

 MS運用艦の系列は、カタパルト・レールが走る甲板(=デッキ)が艦外に露出しているか否かで、大きく二つに分けられる。ここでは露出タイプを「開放型」、格納庫と一体化したタイプを「密閉型」と分類している。また、「開放・密閉」両装型やカタパルト非搭載型などの特殊な艦もある。

■開放型

 滑走甲板が艦外に露出していているのが開放型の艦艇である。このタイプはU.C.0083頃に出現し、グリプス戦役期には一般化。以後のMS搭載艦のスタン
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