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風魔の小次郎 風魔血風録
60部分:第六話 霧の中でその七
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た声がした。今度は正面からだ。
「ここだ」
「ここにいるぞ」
 影が複数になっていく。それに囲まれた雷電は困惑する。明らかに霧風の術にかかっていた。
 それがわかっているからこそ焦る。鎖を両手に持ち周囲を警戒する。そこにまた雷球が来た。
「おのれっ!」
 それを何とか鎖で受ける。しかし劣勢なのは明らかだった。
「まずい、このままでは」
「落ち着け、雷電」
 しかしここで闇鬼はまた彼に言う。
「落ち着くのだ、ここだ」
「しかし闇鬼、このままでは」
「丑寅の方角だ」
 闇鬼はここでふと言った。
「丑寅!?」
「そうだ。そこに仕掛けろ」
「わかった。そこかっ!」
「むっ!?」
 そこにいたのは兜丸だった。右にその鎖をかわす。鎖は後ろの木に絡まる。するとそこに落雷が落ち木を燃やし尽くすのだった。
「危ないところだったな、おい」
「夜叉落雷撃」
 雷電は己の技の名を言った。

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