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風魔の小次郎 風魔血風録
29部分:第三話 忍の掟その七
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「ここで風魔の者達を一層できるのだぞ」
「一旦誠士館に戻れ」
 だが武蔵は彼等の言葉を退けてまた言うのだった。
「今は一人だけだ。いいな」
「何があった」
 紫炎は武蔵のその強い言葉に剣呑なものを察した。
「何者かが誠士館に来たのか?」
「風魔の残っているうちの二人か?それとも他の忍が介入してきたか?」
「それだ」
 武蔵はそこを指摘した。
「何者かが誠士館の周りをうろついていたのだ」
「では風魔が」
「そこまではわからない。だが」
「だが?」
「白い超長ランを着ている男だそうだ」
「白!?」
 八将軍達は白い超長ランと聞いて一斉に顔を顰めさせた。

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