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提督はBarにいる・外伝
美保鎮守府NOW-Side B- PART8
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たらかなり驚いていたが、美保の連中には漏らさないと誓ってくれた。まぁ、漏らされた所で大して痛手でも無いので構わんのだが。

「う〜ん……教えて頂いた情報を考えると、確かに金城提督の暗殺と美保への攻撃が敵の狙いっぽいですねぇ」

「だろ?だからこそ敵の狙いを明確にする為に俺自身が囮になって暗殺者の身柄を抑える」

「……危険すぎません?」

「No problemネ。darlingは超強いんだから!」

「だよねぇ、私も提督が殺されるとか想像できないよ」

「青葉も司令は殺しても死なないと思います!」

 心配する美保の青葉をよそに、ウチの連中は問題ないと。信頼されているのを喜ぶべきか、心配されてないのを悲しむべきか……。

「まぁ、そういう訳だ。そんじょそこらの奴なら、艦娘だろうが負ける気はしねぇよ」

 念のための保険はかける。だが、出来ればそれは使わずに済ませたい。

「まぁ暗殺者に関してはそれでいいだろう。後は鎮守府への破壊工作の可能性だが……狙われそうな施設や設備に心当たりはないか?」

「う〜ん……やはり鎮守府の防衛を司っているサーバールーム、でしょうか」

「なら、そこの防御を固めた方がいいな。すぐにでも……あ、それと美保提督から詳しい話があるまでは黙っておいてくれよ?」

「任せてください、その辺は青葉得意ですから!」

 美保の青葉はえっへん!と胸を張る。……おっと、こっちの青葉にも確認事項があったんだ。

『青葉、データのぶっこ抜きは?』

『バッチリです!全部コピーしてあります』

 ならば良し。吹っ飛ばされる事は無いとは思うが、データの引き抜きが出来てないんじゃ俺の元々の計画が水の泡だからな。







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