暁 〜小説投稿サイト〜
普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
193 パッドフット帰還
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「……ミスター・ウィーズリー、貴方はブラックが未登録の動物もどき(アニメーガス)≠ナあると言いたいのですか?」

「シリウス・ブラック氏だけではなくピーター・ペティグリューもです」

「信じられません──いえ、もしも貴方の仮定が正しかったとしても、ブラックは大量のマグルを殺害しています──っ、まさか、それも…?」

短く首肯すると、マクゴナガル先生がまた──もう何度目かの絶句をする。しかし今度は復活が早く、直ぐに「……()かせて下さい」という言葉と共に持ち直す。

「どうしてアズカバンの檻の中でどうやってピーター・ペティグリューを見付けたのでしょうか」

「恐らく新聞でしょう。ガリオンくじグランプリを当てた時、判る人だけにしか判らないピーター・ペティグリューの特徴≠ノついて話しましたから」

「……状況証拠は十分、話の筋も通っているかと思います。……ですが決定的な証拠がありませんし、ブラックもきっと逃げているでしょう。……それに、この話を聞いた私にどうしてほしいのですか?」

「シリウス・ブラック氏の所在≠ノついての心配は無用です」

俺はそう言いながらマント≠ノ掴む。

「どうするべき≠ゥは本人≠ノ聞くべきでしょう──っ」

一気になんちゃって透明マント≠ひっぺがす。マント≠フ中に居た人物を見たマクゴナガル先生は頭を抱えた。

SIDE END
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