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普通だった少年の憑依&転移転生物語
【ハリー・ポッター】編
183 アニー、13歳になる
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云うのだね?」

ウィーズリーおじさんのその一言を最後に、リビングから聞こえていた夫妻の会話が止まった。……リビングの空気は大層淀んでいるだろうと云うことが扉を隔てているここの場所からでも判る。

……どう語り出したら良いかと迷っている内に、そんなボクに先んじてロンがボクに語り掛けてきた。

『……もう、各々(おのおの)の部屋に戻ろうか』

そう言ってロンは、またボクの頭を撫でる。……すると何だか身体がじんわり、と暖かくなってきて、心無しか目蓋も重くなってきた様にも感じた。

『今、仙術もどき≠ナアニーの気≠──と云うより、交換神経の働きを抑制させたから、その内副交感神経の働きも活発になるだろうさ。……たぶんぐっすり眠れるはず』

「(……凄いね…)」

地味に驚くべき事をロンは何気なく言うが、今のボクは驚愕≠謔閧熈睡眠≠フ方を大事にしていたらしい。

『それじゃ──良い夜を、アニー』

「(お休み、ロン)」

階段をロンに手を引かれながら上り、ボクもまたジニーの部屋にお邪魔する。……その日はロンの云っていた通り、ぐっすりと眠る事が出来たのだった。

SIDE END
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