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風魔の小次郎 風魔血風録
116部分:第十一話 武蔵の力その一
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ならな」
「そうなるな」
「御前等何時の間に」
「俺達もいるぞ」
「確かに御前は大馬鹿だな」
 劉鵬と林彪もまた焼芋を食べていたのだった。小次郎の目がかなり嫌なものを見る目になっていた。
「それも始末に終えない馬鹿だ」
「成長し続けている馬鹿だしな」
「俺は何処まで馬鹿なんだよ」
「少なくとも風魔では一番だな」
 霧風の手にも焼芋がある。
「御前のレベルの馬鹿はいない」
「俺今回特に馬鹿って言われてねえか?」
「まあまあ小次郎君」
 麗羅がまた笑って小次郎に声をかけてきた。
「そんなこと言わずにね」
「最初に御前が言い出したんじゃねえか」
「小次郎、気にすることはない」
 最後に出て来たのは竜魔だった。
「御前は御前だ。己の信じるようにしろ」
「兄ちゃん・・・・・・」
「しかしそれにしてもだ」
 彼も焼芋を食べている。
「麗羅、見事な焼き加減だな」
「有り難うございます」
「今度のレシピ勝負も楽しみだな」
「はい、そうですね」
「サポートが期待できるな」
 何故か姫子と蘭子が出て来た。洗濯の白いシーツの左右から出て来た。二人も手には焼芋がある。皆が皆焼芋を食べている。
「今回も小次郎さん出られるんですよね」
「あっ、姫様」
 小次郎は姫子の姿を認めて思わず立ち上がった。
「どうしてここに」
「どうしても何もいつも来られているだろう」
 蘭子はこう小次郎に突っ込みを入れた。

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