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ドラゴンクエストV アルスと愉快な仲間達
第3話 この素晴らしい職業に祝福あれ

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またルイーダの酒場いくのかよ…俺あそこ苦手なんだよなぁ

「何かあったの?」

店のオーナーが愛想悪い通り越して性格破綻者だから

「私たまに会うけど普通に挨拶してくるいい人よ、アンタなんかしたんじゃないの?」

いい人が俺のこと見て睨んだりするか?

「んじゃあアンタ気づかないうちにきっと何かしたんでしょ。ほら着いたわよ」

そうこうしているうちにルイーダの酒場に付いた。
周りの建物と比べて端っこにあるせいかあまり住人は見当たらない

「言い忘れてたけどアンタも入るのよ」

俺も入るのかよ!?

「当たり前でしょ?アンタは私のボディガードなんだから守って当たり前でしょ?」

ボディガードっていつ決まったんだよ…

「いいから入った入った」

中に入るとこの前来た時と違い中には誰もいない

「あれ?ルイーダさんいないけどどこかに行ってるのかな?」

「あ?誰だいま私の名前呼んだやつは」

カウンターから酒ビンを片手にルイーダがそう叫んだ
臭!?酒臭!?この距離で臭うとかどんだけ飲んだのこの人!?

「よく見たらさっききた息が臭い勇者じゃないか、ちゃんと歯磨いてきたか?」

自分の息の臭さを棚に上げやがって…ってか俺って息臭くないよな?

「アルスの息の臭さは置いといて、私の冒険者登録をするためにここに来たのよ」

まって普通に傷ついたんだけど

「なんだそんな事かい、てっきり息が臭くて3kの勇者が仕返しのために仲間連れて来たのかと思った」

「なんで私がこんな息が臭くて3kで足が臭い奴の味方なんかしなくちゃいけないのよ」

人のことボロクソ言いやがってお前ら人間じゃねぇ!!

「生憎いまこの職業しか空いてなくてね」

ルイーダはそういうと遊び人っと書かれた紙を俺らに見せた。
いやまて!?他にもっとあるだろ?むっちりコスの女僧侶や露出度が高い女戦士とかさ

「あんた冒険者をそんな目で見ていたのかよ…」

「きもっ…」

アハハハもう反論する気もねぇわ

「ここに冒険者登録しに来る奴ら全員遊び人選ばないせいか他の職ばっかり埋まるのよね。挙句の果てにあいつら勇者が来るの遅いとか吐いて一斉にこの町から出ていたのよ?普通ありえる?有り得ないわよね?」

だからと言って人のこと散々馬鹿にするのは駄目だろ

「全てこれも来るのが遅い勇者のせいよ!ルイーダの酒場なんて辞めてやる!うわぁぁぁぁぁん!!」

人のせいにするな!?

「とりあえず遊び人でもいいから早く私の登録してくれない?登録した後なら辞めても文句言わないから」

「これで私はルイーダの酒場の辞めれて婚活ができる!待ってて私の愛しの王子様」

もうやだこいつら

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