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レーヴァティン
第一話 夢幻の世界へその十
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「その分な」
「そうだろうな、しかしこっちもだよ」
 剣道部の一人がここでこう話した。
「強いぜ、あいつ」
「そうだな、動き見てたらな」
「足捌きいいな」
「素早いぜ、かなり」
「あれは相当なものだ」
「柳生新陰流でもな」
 その剣道部の一人が言った。

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