暁 〜小説投稿サイト〜
テキはトモダチ
ケッコン協奏曲 〜赤城〜
5-β.あなたの声を響かせたくて
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いや」

 おい! 今何を言おうとしたんですかビッグセブン!! またお姉さんのネルソンさんにおしりをド突き回されたいんですか!? 頼むから、恥ずかしそうに涙目をギュッと閉じて、まっかっかな顔しないでくださいッ!!!

「これから私と……ふ、二人きりで、け、けけ、稽古をとらないかッ!!??」

 やっぱり……作戦の時にその場にいなかった彼女は、ピンク色にとらわれてしまっていたのか。まだ悪夢は終わってなかったのか……彼女はまだ、この鎮守府のピンク色の瘴気の残り香に、とらわれていたのか……

「そ、そのあと……2人で入渠して疲れを癒やして……2人で間宮でクリームあんみつをあーんってやりあって……」
「これ以上私を惑わせないでくださいッ!」
「そのあと、一緒の布団で2人でころんころんってするんだ……ッ!」
「助けてネルソンさんっ!?」
「え……や、やっぱりダメ……か……」
「ビッグセブンがそんなことで泣かないのッ!!!」

 終わり。

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