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機動戦士インフィニット・ストラトスF91
ラフレシアは夢現に、イチイの花を咲かしていく。
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「...増援隊が全滅したのは本当ですね?長官。」

通信機の画面の前には上官。本土の安全なコンクリートに囲まれ、現状を知らない糞野郎。

「あぁ、レアリー艦長。君の部隊の生存を祈っているよ。」

それだけではないはずだ。

「で、本題は?」

「フロンティア市を明け渡す。」

「フロンティア市を全て、でありますか?」

「そうだ。これは、裏での取引で決まったことだ。」

「では...我々の作戦は無意味だと?」

「直ちに撤退せよ、それが上層部の命令だ。」

「承知しました。」


「レアリー艦長?」

「あぁ、ミンミ。どうしたのかしら?」

「ローラ少尉が落ち着いたので...面会しますか?」

「いえ、大丈夫です。これから、CICに籠るので。」

「体調管理だけは万全にしてくださいよ、艦長に倒れられたらどうしようもないんですから。」

「頭痛薬をもらえるかしら?」

「どうぞ。」














視線をあちらこちらに回す。どっから来るんだ...精神を研ぎ澄める。感じろ...上?...来たッ。

{上からゲーが15機!}

報告する。

「(突然の奇襲も難なく予想するか...ニュータイプ、信じたくなるな。)」
{セシリア様!ここは私が引き受けます。シーブックを連れてラフレシアへ!}

{...分かりました、ザビーネ。行きなさい!}

{ハッ!行くぞアンナ!}

{了解。}

{セシリー行こう!}

{シーブックは、お二人の支援に!}

{なッ、何でだよ?一人でラフレシアに勝てるわけないだろう?}

{自分自身の事は自分でどうにかしますの。早く、お行きなさい!}

{こんな時に駄々をこねてる場合じゃないだろう?}

ブルーティアーズの左手を強引に引っ張る。

「...シーブックには...この不快感が何だか分かってないのです。まだ...あなたがニュータイプとしては未熟だから。この不快感は、悪意を感じ取った時の気持ち。シーブックは、これを知るべきではありませんわ...ニュータイプになるべき人ではないですの。」

{セシリー?何か言った?}

{い、いえ...何でもありませんわ!...いいのですか?私の母を殺すことになっても。}

{兎に角この戦いを終わらさなきゃいけないからな。うじうじしてる暇なんてないんだ。沖にラフレシアが出てきてる、行こう!}

{ぇ...えぇ!行きますわよ!}
















{.........ァァァァァァァァ!!}
{どうした、マイケっ、うわぁぁァァァ?}

{.........}
{..
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