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自然地理ドラゴン
二章 追いつかない進化 - 飽食の町マーシア -
第16話 奇妙な同乗者
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「ティアさんの髪と瞳はもちろん素敵ですが、私はあなたのモノも大好きなのです」
「はあ。まあ、何を好むかは自由かもしれませんね。生物には個体差がありますし」

「なるほど、個体差≠ニきましたか。面白いですね。きっとあなたは物事に対する見方が普通の人と少し違うんでしょう」
「まだ会ったばかりじゃないですか」
「私は会って話せば、たいていすぐにその人の本質が掴めるのですよ……。なぜなら私は優れているからです」

 この赤毛の青年も、二人と行き先は同じ。三人で町まで行くことになる。

 少ししんどい旅になりそうだ――シドウはそう思った。
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