暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン handle a system
78異変
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
オーシャンタートル食堂
朝起きたアスナはここで朝食を取っていた。明日の昼には帰る必要のあるアスナ。とりあえずキリトの無事を確認できただけでも大きな一歩とも言える。できれば意識を取り戻したキリトと現在実験のためにログインしているリュウヤとともに帰りたいがそれもできるかわからない。
「アスナさん隣良いかしら?」
声をかけてきたのは共にオーシャンタートルに来ている神代博士だ。
「構いませんよ」
アスナのとなりに座り朝飯を食べる神代博士。
「この野菜・・美味しいわね」
「そりゃそうっすよ・・この野菜は全てここでそだててるんっすから」
その二人に声をかけてきたのは比嘉だ。
「そういえば比嘉君STLが八台あるって言ってたけど全部稼働できるの?」
「オーシャンタートルに設置されているSTLは全部で六台。その内二台はリュウヤ君とキリト君が使用中で今使えるのは四台だけっす。それと六本木に二台あるっすけど一台はまだ使用準備中っす」
「使用準備中?」
「六本木からアンダーワールドにログインする際は一定の加速倍率になると強制ログアウトでアンダーワールドから弾き出されるんっすよ。今準備中のSTLはその加速倍率でも弾き出される事なくログインを続けられる事ができるんす」
更に説明を続ける比嘉に突然電話がかかってくる。
「・・・それ本当なんですか?!・・分かったッス!!スグにいくッス!!」
電話を切ると比嘉は何処かに去っていく。
「何かあったのかしら?」
「・・多分トラブルかなにかじゃない?だってフラクトライトってまだ未知の領域じゃない。だからそれくらいあるんじゃ・・」
「菊岡さん!!大変です!!外部からアンダーワールドに侵入者です!!」
「本当か?!」
突然の事態に皆が騒ぎ始める。
「調べたところどうやらアミュスフィアからのログインみたいで・・・」
「アミュスフィアだと?!加速倍率は・・」
「異常なしです!!」
「なら一体・・まさか?!」
「そのまさかですよ!!''天使”が接触した人なんてリュウヤ君とその彼女さんだけです。この前のオーグマーの一件で多分彼女のアミュスフィアをアンダーワールドにログイン出来るように改造したんですよ!!」
リュウヤの彼女という言葉を聞いたアスナは菊岡の胸ぐらを掴む。
「今リュウヤ君の彼女っていったわよね!!詳しく説明して頂戴!!」
「わ、わかったよだからとりあえず離してくれないか?」
とりあえず手を離すアスナ。
「実は特別な人口フラクトライトを我々は既に一つ手に入れているんだ・・コードネームは天使」
「それって・・」
「そう実は既にアリスを一つ持っている。だが天使はリュウヤ君が持ってきたもの、それに癖が酷いからね僕たちでは手に負えないんだ・・今回リーファ君がアンダーワールドにログインしたのも天使が
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ