暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
4:楽しみがあると生きる意欲が溢れ出す
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
(リムルダール)
リュカSIDE

リムルダールに来て一晩を明かして思う……素晴らしいね。
やっぱり素晴らしいよね、生命の神秘って!
裸で寝てるエルを起こさないように小屋から出てシミジミ考える……こうしてボク達は産まれてきて、大人になって……そして親になって行くんだね。

ピリンも良かったし、チェリコもクールに見えて実は激しくて良かった。
でもシスター・エルはやっぱ良い!
何が良いってアレだよ……始めチョロチョロ中パッパじゃないけど、始めモジモジ後イケイケってのが良いのだよ。

『相変わらずですね……貴方の頭の中はアレの事しか無いのですか?』
「何だ何だ、また覗いてたのかスケベ女神!」
あ、スケベ女神って何か良いフレーズだね。ムラムラしねぇ?

『仕方ないでしょう……何時(いつ)何時(なんどき)敵が現れるか判らないのですから、貴方を導く為にも常に伺ってる必要があるんです』
「常に伺ってないで、全部の情報を出し切れよ! ヘルコンドルの事だって知ってたんだろ!? 何時言うつもりだったんだよ……ヘルコンドルに強襲されて死んだ後か?」

『タ、タイミングを伺ってたんですよ! 貴方が希望の旗を放り出して何処かへ行ってしまったから……』
「またその話を蒸し返すのか! お前が毒沼も事を言わなかった所為だと言っただろが! やっぱり情報を小出しにして手遅れにしてる貴様が悪いんじゃないか!」

『う゛〜……何で何時も私を虐めるんですか! もっと敬って下さいよ……私この世界を創造したんですよ! それって結構凄い事だと思いません!?』
「世界を作ったのは凄いけど、作った後が問題だらけじゃん。敬えねーな……それよりも死者をもっと敬えよ。俺なんか死後も働かされてるんだぞ。楽しみの一つくらいあっても良いだろ!」

『う゛〜〜〜……もうキライです!』
悔しそうに捨て台詞を言ってルビスの声は聞こえなくなった。
泣いちゃったかな?

「あのリュカ様……如何かなさいましたか?」
振り返ると既に服を着たエルが顔を赤らめて立っていた。
ルビスとの会話を聞かれたか? だとすると大きな独り言にしか聞こえてないんだよね……恥い。

「何でもないよエル。ただこれからリムルダールを復興するんだなと思ってただけ」
本当の事は言えない。神と離せるなんて信仰心の厚いシスターに言えば面倒事が待っているし、基本的に敬ってない事がバレたら嫌われるかもしれない。

「そうですか……でも大丈夫ですよ。リュカ様は既にメルキドを復興させてきたのですよね?」
「ま、まぁ……」
一応昨晩口説きながら話した経緯をエルは瞳を輝かせて言ってくる。

「そこで私も考えました。この地の色んな場所に居られます病人を迎え入れて、その治療に従事したいと……その為に
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ