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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第2章:リムルダール編
4:楽しみがあると生きる意欲が溢れ出す
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ガチで忘れてたよ。

仕方ないから、取り敢えず得る事の出来た分だけ持ち帰って、必要になったら採取しに舞い戻る事にする。
大倉庫を作れれば問題なくなるのだろうけど、この周辺に木材になり得そうな素材が見当たらないから、今は我慢するしか無い。
本当ににルビス様って偉大ですよねぇ!

まぁ気付けば夜も明けて、分厚い雲の向こう側には朝日が昇ってきた様子。
エルが目覚めて俺が居ないと、不安になって泣いちゃうかもしれないから、早めに戻ろうと思うよ。
もしかしたら拠点に戻った時、丁度起きてきてて俺が居ない事に不安を募らせ始めたところかもしれない……

そんで俺が爽やかな笑顔で戻ってきたのを見て、感極まって抱き付かれちゃったりしたら、そのまま寝室へ直行しても自然な流れになるよね。
それ良いね! 採用だよ!



はい。戻ってきましたリムルダール。
早速エルとも再会しましたよ。
でもね……

「おはようございます、リュカ様。どちらに行かれてたのですか? 病室造りに必要な物が不足してたのですか?」
って普通の反応だった。

「ううん……病室は出来上がってるよ」
勝手な妄想をした俺が悪いのか?
本当は心底ガッカリ感で満たされてたけども、顔に出す訳にもいかないじゃん。
だから努めて笑顔で病室の事を報告したよ。

そしたらね、喜びながら病室へと入って中で歓喜の声を上げてるんだ。
なるほど、ここでか! ここでご褒美タイムか!
丁度病室にはベッドもあるし、“流石リュカ様です?”ってな感じでベッドへゴーか!
ではでは俺も病室と言う名の桃源郷へ入りましょう。

「素晴らしいですわリュカ様。これで病に苦しむ人々を受け入れる事が出来ます」
エルはそう言って感激を身体全体で俺に伝えてくる。
だから俺は、その事へのご褒美を身体全体……特にとある一部を強調し、伝えようとする。

「早速ですがリュカ様。向こうの毒沼を越えたところに、病に苦しむ人が居ります。私が此処へ辿り着く前に発見したのですが、その時の私には如何する事も出来ず……そして連れ回す事も困難だった為、そのままにしてきてしまったのですが、今こそ患者様を助ける時です。どうかあの場所へ行って患者様を連れてきて下さいませんか?」

「え……僕が?」
ご褒美は? 昨晩の熱い一時的なご褒美は無いの?
チラチラとベッドを見ながらエルに俺の気持ちを伝えようとするが……

「あのリュカ様……私と一緒に病に苦しむ人々を助けてはくれませんか?」
と、むしろ要求を突き付けられる。
“そんな事よりエッチしたい”なんて言える訳ねーし、笑顔を作って「じゃぁ僕が病人を運んでくるよ」と言うしか出来ない。

変だなぁ……メルキドを発つ前はムフフな希望で満ち溢れてたのに、如何してこうなったん
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