227部分:決戦その六
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い。それに俺は今嬉しいんだ」
「えっ!?」
「こうして再び御前と会えてその成長した姿を見れたんだからな。立派になったな」
「・・・・・・・・・」
「御前と会えてアルヴィス陛下に御会いする事が出来た。いい人生だった。それが今御前に看取られて終われるんだ。悲しむ事なんか何も無いだろ」
「うん・・・・・・」
デューはゆっくりと頷いた。
「俺の剣は御前にやる。安物がが使ってくれ」
「わかったよ。大事に使わせてもらうよ」
「そう言ってくれると有り難いな。・・・・・・あばよ」
彼はそう言うと息を引き取った。
デューはロベルトの亡骸から剣を取ると自身の腰に着けた。
「さよなら」
彼はそう言うとその場を後にした。
この剣は業物として知られる名剣であった。彼はこの剣を常に腰にかけその死後は家宝として何時までも残された。
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