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ファイアーエムブレム聖戦の系譜 〜幾多の星達〜
189部分:光を奪われてその二
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。ブラギ神に祈りを捧げていたらしい。
「ただのシスターとは思えぬ。さては刺客か」
 そう言うと鋭い眼差しでシスターを見据え剣を抜いた。二人の息子達も構え魔法を放とうとする。入口からセリスとオイフェが入って来た。
「成程な。そういう事か」
 ハンニバルは剣を手にシスターを追って来た二人を見て悟った。一歩一歩間合いを詰める。
「・・・・・・ユリウス皇子の手の者だな。セリス様の御命を狙って」
「投降すれば命までは奪わぬ。無駄な事は止めろ」
 オイフェとハンニバルが左右から来る。シスターはそれに対し身を翻し窓へ身を投げた。

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