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オズのアン王女
第二幕その十一
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「そうしていきましょう」
「私もーーです」
 チクタクは食べるアンの向かい側に座って答えました。
「それがいいとーーです」
「一直線に進むことがよね」
「思いーーます」
 そうだというのです。
「ですーーから」
「このままね」
「一直線でーー行きましょ」
「それじゃあね、そしてまずは」
「スパゲティーーを」
「食べるわ」 
 カルボナーラをというのです。
「そしてデザートはね」
「林檎ーーですね」
「毎食これがないとね」
 デザートの林檎も見て言うのでした、それももう出しています。飲みものは林檎ジュースを出しています。
「私は駄目よ」
「何とーーいっても」
「林檎がないと」 
 それこそというのです。
「本当によ」
「駄目ーーなのですね」
「そうなの」 
 こう言うのでした。
「だから食べるわ」
「デザートーーで」
「そう、今も食べるし」
「夜もーーですね」
「そうするわ、この夜もね」
「本当にーーお好きーーですね」
「大好きよ、身体にもいいし」
 このこともあってというのです。
「いつも食べるわ」
「ではーーウーガーブーでーー起こることが」
 チクタクはその為にドロシー達が来てくれることを思い出してそのうえでアンに対して尋ねました。心配になって。
「林檎にまつわるーーことなら」
「その時はね」
「絶対にーーですね」
「防ぐわ」
 そうするというのです。
「何としてもね」
「そうーーなのですね」
「だって私の国だから」
 それ故にというのです。
「そして私の大好物なのよ」
「その為ーーだから」
「絶対にやるわ」
 カルボナーラを食べつつ意気込みを見せるのでした。
「林檎に起こるなら。林檎に起きなくても」
「それでもーーですね」
「絶対に防ぐわ」
「悪いーーことは」
「そうするわ、だから早くね」
「ドロシーさんーー達と」
「合流するわ」 
 こう言うのでした、そしてスパゲティとデザートの林檎を楽しんででした。アンもまた冒険を続けるのでした。
 歩きつつです、アンはチクタクにこのことも言います。
「さあ、まずはドロシー王女達とね」
「五人のーー子供達とも大尉さんとも」
「トトともね、そういえば」
 ここでふとです、アンは他の面々のことも思い出しました。
「トトはいつもドロシーと一緒に会ってるけれど」
「あの子達とーー大尉さんは」
「あの子達には会ったわね」
 ここでアンは自分の記憶を辿りました。
「一度だったかしら」
「確かーーそうでした」
「けれど本格的に会うことになるわね」
「今回でーーですね」
「そのことも楽しみよ、それならね」
「はいーー何としてもですね」
「会いましょう」
 ドロシー一行にというのです、こう
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