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逆襲のアムロ
40話 ロールプレイング 3.12
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* ゼウス 宙域  3.12 

ジュドーとプルツーはジオングから通ずる波長を元にある球体を発見に至っていた。
それと同時に数機のモビルスーツによって包囲されてしまっていた。

包囲された機体名はクシャトリアと表示があった。見た目が小型のクインマンサ。そして目の前に赤いモビルスーツ、シナンジュが立っていた。

ジュドーとプルツーは歯を噛みしめていた。それはシナンジュのフル・フロンタルからもたらされた情報に対しての苛立ちからだった。エンドラの撃沈とグレミーらの死亡についてだった。

「そんなの嘘だ!」

ジュドーが叫ぶ。プルツーは手元の端末で各ステーションを中継しながらエンドラの消息を探していた。フロンタルは無線封鎖しなかった。むしろ「調べてみるが良い」と告げていた。

ジュドーは通信でプルツーにある注文も付けておいた。万が一の保険だった。
その間にフロンタルは他愛のない話をしていた。

「ジュドー君といったかな」

「そうだ」

ジュドーは嫌悪丸出しの声をフロンタルに投げかけた。フロンタルは気にせず続けた。

「君らは最下層民として生まれては生きる為に色々なことをしてきただろう」

「・・・」

「時に不平等さを呪ったりしたりしてね」

「そうでもないさ」

ジュドーは答えた。

「人それぞれ生まれも育ちも違う。その環境は選べるものでない。だからその持ちうる力で皆必死に豊かに、幸せになろうと思うんだよ」

「それが争いを産むのだ」

フロンタルは平然と否定する。ジュドーはその威圧感にこのフロンタルという人物の根底を見抜いていた。彼は否定する人間だと。

「君の言う通り、豊かでも貧しくとも心の平穏というものは平等にして訪れることは、手に入れることはとても難しい。獲得する為にはそんな概念であろうが争いが起きてしまう」

ジュドーは少し頭を振って話す。

「競争原理を否定はしてはならないと思う。誰もが満足しない?それが普通だよフロンタルさん」

フロンタルの表情が曇る。

「・・・成程。流石グレミーの一派だけのことはある。私が求めることや挑発など受け入れて反発するかと思いきや、思いっきり流せるとは」

そんなフロンタルの回答にジュドーは笑わなかった。

「別に流したいわけじゃないさ。あんたが何でも否定に走る傾向があるから、オレはまともにあんたと話しができないと思っただけさ」

「ほう。私は君と話をしたのだが・・・」

「だったら!」

ジュドーが初めて敵意を出した。

「何が目的だ!オレらの一体何が!」

フロンタルは一息ついた。そして淡々と話し始めた。

「君たちのような存在。邪魔なのだよ。微かな望みも無用なのだ」

ジュドーはフロンタ
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