暁 〜小説投稿サイト〜
真剣で私に恋しなさい!S〜それでも世界は回ってる〜
8部分:第六話 口は災いのもと
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
せて京を無視してる。それに聞いたぞ?お前、京に学校では話しかけるなって言ったそうだな?」

「それは……」

「そんな奴がどのツラ下げてんなこと言ってやがる。ふざけんのも大概にしやがれ」

「わかってるさ!でもそうしないと、俺だって巻き込まれるだろ!?」

「ッ!?」


この言葉で俺の中にあったものが爆発した。今まで抑え込んでた物が、全部。


「ふざけんじゃねぇぞ、テメェェェ!!!!」


怒りのまま俺は大和を殴り飛ばした。勢いよく吹っ飛んだ大和は秘密基地から飛び出して、道に叩きつけられた。そこへ悠里は襟首を掴み、大和を無理やり起こす。


「結局お前は!自分の手は汚す覚悟もない癖に!自分だけ安全圏で見てるだけの臆病者だろうが!!そんな奴が!!京の気持ちも知りもしない奴が!!好き勝手ほざくんじゃねぇ!!!」

「……っ!?」

「苛められる方も悪い?ふざけんな!!テメェはそれで自分を正当化して、イジメられたくないからって京を放置した加害者だろうが!!」

「やめろ悠里!!」


尚も殴ろうとする悠里を、百代が腕を取り押さえて無理矢理はなす。しかし、まだ抵抗する悠里を百代は必死に押さえ込む。こんなに怒った悠里を百代も見たことがなかった。


「離せモモ!こいつは???!」
「悠里!!!」


思わず百代は大声で叫ぶと、その声に反応したのか抵抗が止まる。
ようやく落ち着くと、悠里は百代から離れた。百代以外のメンバーも、悠里の豹変に驚いていた。


「兄さ「呼ぶな!!!」…!?」


大和が悠里を呼ぼうとすると、悠里は大和を睨み付けて吼えた。その目は誰が見ても怒っており、ワン子は今にも泣き出しそうだった。


「もうお前は舎弟でもなんでもない……二度とそれで呼ぶんじゃねぇ……!」


それだけ言い残すと、悠里は秘密基地を出た。後ろで百代が呼んでいたような気がしたが、今の悠里にそれを聞く余裕はなかった。
************************************************

アイマス2が面白すぎるwww

千早が可愛すぎます。あと美希も



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ