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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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カツラが電話に出ると、、、



コジロウ(電話):「あ、もしもしあんたか?」




カツラ:「どうしたんじゃ?」



コジロウ:「実は昨日、俺の店に訪れた
1人の常連さんと話をしてたら、
その客が変な事言ってたんだ、、」



カツラ:「ほうほう、、」



コジロウ:「話に聞いたら、
最近、”おつきみやま”で奇妙な洞窟を
見つけたとか、、、」







カツラ:「”おつきみやま”で奇妙な洞窟を?」




四人:「ん?」



カツラの電話に、サトシ達は耳をたてた。



ピッ(スピーカー機能)



コジロウ:「あぁ、、その常連さん、
実は元山男で、趣味で山登りしたり
穴を掘ってお宝発掘してるんたけど、
長年掘ってきた”おつきみやま”の穴で
お宝発掘の最中、偶然見つけたらしい」




カツラ:「なるほど、、それで、その後は?」




コジロウ:「陽も暮れはじめてきた頃
だったから、その客は結局洞窟に入らず
穴にシートを被せて山を降りたそうだ。
で、そのまま俺の店に来た様子だったぞ」







ヒロシ:「”おつきみやま”で洞窟、、」



サトシ:「、、、」



サトシは自然と、テレビの前に置かれている
古代書に目がいった。



コジロウ:「一応、その客は常連さんだし、
融通利かせて”この事は誰にも言わないよう”
口止めしておいたから、良かったら
後で行ってみないか?シルフと関係あるかは
知らないが、行って見る価値はあると
思うんだっ」



ヒロシ:「それで、
その洞窟のあるポイントは?」




コジロウ:「お、ジャリボーイ2号か?
洞窟のあるポイントは、一般の山道を
登って2合目あたり、そこから
北の方角1キロ歩いた先にあるって言ってたぞ?
口の説明じゃ曖昧だけど、地図を書いて
もらったから大丈夫だ!」



ヒカリ:「じゃあ、行ってみた方いいかも
知れないわね!」




ヒロシ:「行ってみるか!なぁサトシ!」



サトシ:「ん?、、あ、あぁ!」



カツラ:「準備が出来次第ワシらも向かう。
サイドンロボで迎えに行くぞっ」



コジロウ:「そうか!わかった!じゃあ
あとでまた連携くれ!」



ピッ



カツラ:「、、、だそうじゃ」




ヒロシ:「洞窟か、、」



ヒカリ:「何かありそうな予感ね!」



マリナ(夜中にオーキド研究所へ行くって
言うのに、みんなタフねっ)



ヒロシ:「ここで特訓
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