暁 〜小説投稿サイト〜
『Spiral』
『Clever』

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此の四角い窓から
覗くように見上げる
少し此方を
向いてくれる星達

暗闇の中に
光りをばらまく
そして暗闇が
どんなに悲しいか
思い知らすんだ

光がどんなに
眩しいものかも
思い知らす

流れ続ける時間
変わり続ける空模様
真っ暗な空は
いつしか朝焼けで
美しく輝いてく

決して忘れない
あの時のあの時間

何も解らなくて
何も解って
もらえなくて
誰も信じれない
そんな時
見上げる度に
真っ暗な四角い
空模様を眺めてた

お利口な君には
解らないかな

夏が終わっても
いつまでも
大事にとっておく
花火みたいに
棄てられない気持ち

いつまでも残って
いつまでも大事
どうしようも
ないくらい大事な
時間を生きた証

花火が好きって
わけじゃない
ずっと一緒に居た
みんなとした花火が
その時間が
とても大事だって

お利口な君には
解らないかな

暗闇と光を
うまく行き来
すればいいって
みんなが
教えてくれたから



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