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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第十幕その十

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「本当に多いよ」
「そうなの」
「先生達からしてみれば」
「多いんだ」
「これだけ移住すると」
「そうだよ、じゃあ今からね」
 水槽に入ってもらってと言う先生でした。
「行こうね、動物園まで」
「それじゃあ」
「今からね」
 動物園に行くヒヤン達も応えました、そして。
 動物園に残るヒヤン達とお別れをして水槽に入りました、そのうえで先生達は水槽に入ったヒヤン達を連れて空港に戻りますが。
 この時にです、動物の皆は言いました。
「何かね」
「先生と一緒にいたら普通の光景も」
「実は普通じゃない」
「そうしたことって多いみたいだね」
「僕達はあまり自覚していないけれど」
「そうみたいね」
「いや、全部ね」
 先生が言うには。
「神様のお陰だよ」
「神様が会わせてくれる」
「そうしたものだね」
「奇跡で」
「今回のことも」
「そう、アマミノクロウサギを見られて」 
 そしてというのです。
「ヒヤン君達にもすぐに会えてね」
「そしてだね」
「大勢のヒヤンさん達が集まるのも見られて」
「動物園にも案内出来た」
「凄いことだね」
「全くだよ、本当にね」
 それこそというのです。
「神様のお陰だよ」
「全ては」
「そうなんだね」
「先生は神様のご加護を受けているんだね」
「だから奇跡にも会える」
「そういうことなんだ」
「そうだよ、僕はね」
 それこそというのです。
「神様に感謝しないといけないよ」
「それも先生だよね」
「神様を素直に信じていてね」
「感謝出来る」
「そうしたところもね」
「神様はね」 
 その神様についてもお話する先生でした。
「いないと言う人もいるけれど」
「おられるね、神様は」
「間違いなく」
「そうだよね」
「そうだよ、神学を学んでいってもわかるし」  
 そうした人達はそもそも神学を学ぶことすらしません、最初から馬鹿にしているからそうしたこともしないのです。
「この世の奇跡はね」
「偶然じゃない」
「そうしたものだね」
「沢山の奇跡があるけれど」
「その多くはだね」
「神様のご加護だね」
「そうだよね」
「そうだよ、偶然じゃないんだ」
 これが先生の神様への考えです。
「科学を出して否定する人もいるけれど」
「決してだね」
「否定出来るものじゃないね」
「科学で以ても」
「それでも」
「うん、そもそも科学は人が生み出したものだよ」
 このことから科学についてお話をするのです。
「不完全な、そしてね」
「科学も進歩している途中だし」
「まだまだ未完成だよね」
「そうした学問だよね」
「学問は完成されることはないよ」
 学問自体がというのです。
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