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ゲーム風スキルは異世界最強なんだよ!・ω・`)ノ
37話「二章エピローグ〜冬の訪れ〜」
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忙しい日々が終わり、秋は過ぎ去ろうとしていた。。
雪が降れば、道は閉ざされ、モフモフ村は外界から孤立し――安心してゆっくり獣娘の尻尾をモフモフできる。
燃料に使う薪を集める仕事は、獣人の皆にプレゼントすりゃ良いし。
……領主の地位って最高だなぁ……。自分の代わりに他人を労働させて、暖かい家で、尻尾を好きなだけモフり放題とかたまらん……。
しかも超低賃金。一定期間の無償労働は領民の義務であり、僕は食費を負担するだけで良い。
皆のおかげで暇だから、僕は……屋敷の庭でホワイトの白い尻尾をモフろうと思い、背後から、そろーり、そろーりと忍び足で近寄っている。
ホワイトは地面に、ダマスカス鋼製のナイフを刺し、何やら祈っていた――

「おーい!?そのナイフは名ナイフだからっ!捨てちゃ駄目だろ!?」

僕のツッコミで、ホワイトがビクンッと体をと尻尾を震えて驚かせ、慌てて背後にいる僕を見た。

「あ、主様っ……?
気配が全くなかったから、心臓に悪いですぞ……」

「いや、ナイフを地面に突き刺して拝む性癖はやめた方が良いと思う……。
次はどんな性癖に目覚めたんだ……?」

「失礼な、拙者はそんなに変態でありません。これは……師匠の墓です」

「お墓?遺体をここまで運んで埋めたのか?」

「遺体は……ありません。
この主様が作ったナイフを師匠が気に入っていたので、墓標代わりにしました。
一応……生活の面倒を見てもらった御恩がありますので」

ホワイトの青い瞳は、どこが寂し気だ。
うむう……世間一般でいうアレだな……。
普段、めっちゃ悪い事していても、死んだら懐かしまれるっていう……世間一般の法則である。
人間、ネガティブなイメージを持たれた方が長く覚えて貰ったり、主婦という生き物に語り継がれたりする。
皆、悪い噂とか、他人の不幸が好きなのだ。

「そ、そうか……ホワイトは優しいんだな
でも、そのナイフはかなり名ナイフなんだが……?」

「そうでしたか?他の遺品は、ナズニャン殿が全て持って行ったので困りましたなぁ……」

「……まぁ、良いんじゃないか?
素材があれば作れるし。ナイフって武器というか……道具に近い代物だしな。
色んな物を加工できるように、刃の裏側はギザギザにして、ノコギリみたいに使えるようにしてあるし」

なんか勿体ないが、僕の細工スキルがあれば幾らでも作れるし、ホワイトの好きにさせよう。
こんな話をしていたせいで、余計にブラッドイーターの事が気になる。
技能スキルを限界以上に鍛え、達人級の矢を迎撃できる境界に達していて、異常だったし。

「ところで……ホワイトにとってブ
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