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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第九幕その六

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「暫く時間がかかるけれどね」
「天敵がいないなら」
「それならね」
「雨も嵐もない」
「食べものにも困らない?」
「そうそう、食べものもね」
 こちらのこともお話した先生でした。
「困らないよ」
「よし、じゃあね」
「是非ね」
「行くよ」
「私達はね」
 その二十匹のハイ達が言います。
「その動物園に行くよ」
「先生がそう言うなら信じられるから」
「いい場所だってね」
「この森を離れることは辛いけれど」
「それでもね」
「うん、君達はその動物園に行って」
 そしてというのです。
「子供達とも一緒に過ごしてもらいたいんだ」
「動物園で」
「そうなの」
「実は君達に動物園に来てもらうには理由があるんだ」
 先生はハイ達にこのこともお話しました、隠すことは一切しないでそうして全てお話をするのが先生のやり方です。
「君達ハイは凄く数が少なくてね」
「そういえばそうだね」
「僕達よく言われるね」
「虫やハブさん達にも」
「何かと」
「実際にね」
 先生はさらにお話をします。
「いなくなるんじゃないかって心配されてもいて」
「だからなんだ」
「子供を作って欲しい」
「それで残って欲しいのね」
「僕達ハイという種族が」
「そうだよ」
 まさにその通りとです、先生はお話しました。
「だからいいね」
「うん、じゃあね」
「それじゃあね」
「僕達動物園に入ってね」
「そこで子供も作るね」
「後は代々」
「そうしてね、いや本当に」
 それこそとです、また言った先生でした。
「君達が来てくれて何よりだよ」
「そこまで喜んでくれるなんて」
「相当なことみたいだね」
「私達が動物園に行くことは」
「このこと自体が」
「君達の生活も見たいしね」
 動物園においてというのです。
「じゃあね」
「うん、色々とあるみたいだけれど」
「宜しくね」
「こちらこそ」
「何かと」
 動物園に行くことを決めたハイ達はそれぞれ先生に言ってそのうえで自分達から水槽に入って仲間とお別れをしてでした。
 動物園に向かうことになりました、その時に。
 真喜志さんは先生にです、こう言いました。
「お昼ですが」
「はい、今ですね」
「先生は決まった時間に召し上がられますよね」
「そうです」
 その通りとです、先生は真喜志さんに答えました。
「基本的には」
「そうですね、ですが」
「今がそのお昼で」
「ハイ達を早くヨットに連れて行きたいので」
 だからというのです。
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