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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十四話 ホテルアグスタ 4
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の言葉に、アタシの頭は真っ白になる。

アタシじゃ……ダメ?

ギリッ!

唇を噛みしめたアタシは、睨むようにアスカを見る。

「ご指名はありがとうございます!何番テーブルですか!?」

アタシの視線に気づかないアスカは、そんな軽口を叩いた。

それが余計に癇に障る。

『いいですか、シャマル先生?』

『うん、お願い。対AMFの使用を許可します。気をつけてね、アスカ君』

共通回線を使った念話でシャマル先生の了承を得たアスカは、ランダムにバリアを飛ばしまくった。

そのバリアを避けるガジェット。そこに隙ができる。

「みんな、ここを頼むぞ!ティアナ、みんなを頼む!」

こっちの答えを聞かずに、アスカはエリアルダッシュで離脱して行く。

「ここは任せてください!」「頑張ります!」「すぐに片づけて応援に行くよ!」

エリオ、キャロ、スバルがアスカの背中に答えた。

でも、アタシはそれができなかった。

アタシより、アスカの方が認められている…

何で?何で?何で!何でアイツなの!

アタシはお守りじゃない!何で!何で!何で!





アスカside。





マジかよ、これ。

ホテル右翼側へ進むにつれて、ガジェットの気配が尋常じゃなく溢れかえっている。

所々で271部隊が頑張っているけど、この数はハンパない。

だけど、動きは自動操縦っぽい、機械的な動きだ。

六課のフォワードが相手をしているような、厄介な相手じゃない。

そこでふと疑問が出る。

なんで正面側と右翼側でこんなに数と動きが違う?

試されてる?誰に……スカリエッティ?

っと、考えてる場合じゃない。

AMFに慣れてない271の連中が総崩れになりかけている。

まずはそれを何とかしないとな!

『シグナム副隊長、アスカです!今、どこにいますか?』

すぐに返事が返って来る。そうとう切羽詰まってるな。

『ホテルから山側に1キロ離れた地点だ!私とザフィーラで大半を抑えているが、かなりの数がそちらに向かっている!防衛、頼むぞ!』

ほんと、軽く言うなぁ…

まあ、それだけ信頼されていると考えますか。

オレはラピを構えて、苦戦している271部隊員に近づく。

「くそ!射撃が通らない!」

271部隊のほとんどがミッド式の射撃型。そりゃ、苦労するわな。

「そのまま撃ち続けろ!」

根を上げかけている隊員にオレはカツを入れる。

「なにぃ?お前、六課の若造か!AMFがあるのに無駄だろ!通じねぇんだよ!」

二十歳そこそこの若造が怒鳴ってきやがった。まだまだ元気じゃねぇか!

「てめぇらも伊達に訓練はしてねぇ
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