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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第七幕その九

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「本当に一時期実在が疑われていました」
「どちらの種類も」
「ハイは模様で二種類ありますが」
「そのどちらのハイもですね」
「実在するか」
 このことはというのです。
「ようやくわかった位で」
「そうした蛇だからこそですね」
「見付けて」
「保護ですね」
「そうしないといけないです」
「絶滅しない為にも」
「個体数があまりにも少ないですと」
 ここでもこの問題が出るのでした、保護のそれが。
「問題ですから」
「固有種でしかも特定動物ですしね」
「生息地の開発の問題もありまして」
「少ない個体数がさらに」
「減っていますので」
「この問題は何処でもありますね」
「はい」
 安座間さんは難しいお顔で先生に言いました。
「このことは」
「沖縄でもありますか」
「リゾート地開発等もありますから」
「産業ですね」
「産業も人が生きる為に必要ですが」
「自然との調和は」
「本当に難しいです」
「自然に帰れといいますと」
 先生はあえてここでルソーの言葉を出しました。
「違いますね」
「そう主張する人もいますが」
「大抵そうした人は文明社会を満喫していますね」
「それでいてそう言ったり」
 安座間さんはそう主張する人についてこうしたことも言いました。
「些細なことですぐに激怒して喚く人が」
「ああ、漫画に出るみたいな」
「そうした人ばかり出るグルメ漫画があります」
「ああした人達ですね」
「本当の意味で野蛮な人達がです」
 それこそというのです。
「そう主張しています」
「文明を否定して」
「自然に帰れ、産業なんていらないとさえです」
「言いますね」
「ですが産業もないと」
「人は生きていけないですね」
「観光産業は沖縄の貴重な産業です」
 この問題もあるのです。
「私達も生きていかないといけないので」
「産業も必要で」
「この中には農業や商業、工業もあります」
「色々と」
「そのことも考えて主張して欲しいです」
 これが安座間さんの考えでした。
「この件については」
「産業のことも」
「産業と自然はです」
 この両者はといいますと。
「対立するのではなく」
「調和ですね」
「そうあるべきで」
「人も生きなくてはならないですから」
「もっと極端な人は人間こそが地球の癌と」
「挙句には」
「もうそんなことを言ってしまう人もいます」
 本当に漫画みたいな主張でここから人類を滅亡させようというお話になったりもします。自然を愛する心は大事にしても暴走してしまうのです。
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