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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第七幕その二

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「地球にいるのなら」
「だから先生もなんだ」
「今回ヒヤンやハイのいる島に行くんだ」
「そしてその蛇達を保護する」
「そうするんだね」
「そうだよ、それと駆除の話だけれど」
 先生は皆が矛盾を感じていたこのことについてもお話しました。
「これは残念なことだけれどね」
「しないといけないの」
「そうなの」
「ある種類の生きものが増え過ぎたらその地域の生態系を狂わせたりするし」 
 さらにお話をする先生でした。
「畑を荒らしたりハブだとね」
「毒のある牙で噛んでくるから」
「だから駆除しないといけない」
「そうなんだ」
「うん、色々と困ったことになるからね」 
 それでというのです。
「駆除も必要なんだ」
「保護しないといけないけれど」
「駆除もなんだ」
「どっちもしないといけない」
「正反対のことでも」
「沖縄でもそうだし」
 先生はこうしたお話もしました。
「日本本土の猪や鹿や猿もだね」
「ああ、畑荒らすんだったね」
「それで困っている人達がいるね」
「最近猟師の人もいないそうだし」
「そのことでも」
「うん、猟師の人が減っていることは」 
 このことにも言った先生でした。
「深刻なことなんだ」
「このことについて」
「畑を守ることについても」
「必要だから」
「猟師の人の問題もどうにかしないと」
「そう、難しいことにね」
 本当にというのです。
「駆除もしないと。生態系や畑のことがあるから」
「ううん、保護も必要だけれど駆除も必要」
「難しいね」
「世の中っていうのは」
「こうしたことについても」
「僕もそう思うよ、そして駆除をしても」
 それでもというのです。
「遊びで狩ったりとかはよくないよ」
「その生きものの命のことを考える」
「このことが大事なんだね」
「粗末にしてはいけない」
「そういうことだね」
「そうだよ、絶対にだよ」
 それはというのです。
「それはとても悪いことだから」
「生きものの命を粗末にすること」
「このことは絶対で」
「やったらいけない」
「そうしたものだね」
「そうだよ、駆除した生きものはちゃんと供養して」
 そしてというのです。
「肉や毛皮とかをね」
「食べたり使ったりする」
「そうしたことも大事なんだね」
「狩った生きものも大切にする」
「そうしないといけないんだ」
「僕は狩りはしないけれど」
 欧州では狩猟もスポーツです、よく王様や貴族が行っていました。この狩りも森や畑を荒らす獣の駆除の意味もありました。
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