暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
出撃・礼号作戦!〜発令、捷四号作戦!〜
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ば塩と鶏ガラスープの素、それに昆布茶入れれば代用できるぞ。野菜がクタクタになったらミキサーにかけてペースト状にする。それをもう一度鍋にあけて、温めながら生クリーム適量。塩で味を整えれば「白菜のポタージュスープ」の出来上がりだ。




 お次は煮込みだな。大根と豚バラブロックを使って1品。大根は皮を剥いてざく切り。豚バラブロックも食べやすい大きさにカット。鍋にサラダ油を軽くひいて、大根から炒める。豚バラから炒めると大根が油を吸いすぎるからな。大根が少し透き通って来たら豚バラを入れ、カリカリの焼き目が付くように焼いていく。余分な油をキッチンペーパーで吸い取ったら、和風だしと臭み消しの意味合いも込めて多めの酒、具材が寂しかったからウズラの卵を入れたら味付け。使うのは醤油と粒マスタード。割合としては醤油が2でマスタードが1。味付けをしたら落し蓋をして弱火でコトコト。大根に味が染みたら「大根と豚バラの醤油マスタード煮」の完成だ。

 お次も豚肉で一品。シチュー用の豚肉に塩コショウで下味を付けて小麦粉をまぶす。合わせる野菜は玉ねぎ、牛蒡、エリンギ。食べやすいサイズにスライスしたらバターとサラダ油で炒める。豚肉は別に炒めて後で加えて、炒まったら水をヒタヒタになる位まで。アクを取りつつ煮込んだら、火を止めてS&Bの粉末フレークタイプのデミグラスソースを加えて再点火してひと煮立ち。デミグラスソースが無ければケチャップと中濃ソースで代用できるが、コクが今一つ。デミグラスソースが溶けたら「ポークシチュー」の完成だ。




「よっしゃ、出来たぞ〜!」

 ちょうどいいタイミングでおにぎりもやって来た。腹が減っては戦は出来ぬ、腹拵えと行こうじゃないか。

「うまっ、うまっ!」

「流石に腕は落ちておらんのぅ。」

「ん〜♪やっぱりdarlingの料理は最高ネー!」

 先程までの焦りが募っていた表情だらけだった場に、笑顔が零れ出す。根の詰めすぎは禁物だ。これで少しは解れただろ。
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