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提督はBarにいる。
出撃・礼号作戦!〜礼号作戦本番、の前に……〜
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い生意気だった艦しか知らないトラウマのスイッチが入ったらしい。

「忘れたってんなら……思い出させてやるが?」

「ひっ、い、いえ……結構です!すいませんでした!」

 霞の震えはますます大きくなり、目からは大粒の涙が今にも零れそうだ。ここでオイル漏れ(意味深)されても困るし、脅かすのはこのくらいにしとくか。

「解ればよろしい。金剛も良いな?ったく、あんまり手間かけさせんなよな〜…っと。」

 二人の頭を撫でてやると、そのまま崩れ落ちるようにへたり込み、俺は再び席に着いた。その日以降、瑞鶴以下後発組の中には『提督を怒らせるな』という暗黙のルールが出来たとか出来ないとか。
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