暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
出撃・礼号作戦!〜前哨戦〜
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コをかけて冷蔵庫で冷やし固めれば完成。本来ならチョコソースを作ってフランスパンに染み込ませたタイプを作りたかったが、市販ではなく手作りチョコも混ざっていたので早めに消費する為にこのような形にした。

「ん〜♪サックサクで紅茶に合うわ〜。」

「ホント、提督の料理の幅は広すぎますよ。」

「花嫁修業する気が失せて来ますよねぇ〜。」

 おいお前ら、どんどん干物女臭くなってきてるぞ、気を付けろ。

「金剛、コーヒーお代わり。」

「ハイハーイ、淹れてくるヨ〜。」

 そう言いながら給湯室に向かう金剛を見送る。

「でも、あの金剛さんがコーヒーを淹れてくれているなんて意外ですね。」

 チョコラスクをかじりながら、そんな感想を述べた。まぁ確かに、金剛といえば紅茶、紅茶といえば金剛というイメージは根強い。

「そうでもねぇさ。昔の海軍のお偉方にはコーヒー党が多かったらしいし、金剛の艦内で催された晩餐会ではコーヒーが出されていたって史実もあるしな。艦としてでもそれを眺めてれば美味いコーヒーの淹れ方の1つや2つ、身に付こうってモンだ。」

 それにアイツは、俺の好みに合わせてくれる器量を持ち合わせている。奨めはするが押し付けはしない。良くできた嫁だよ、全く。

「おアツいですねぇ、いつもながらw」

 からかうな赤城、お前の分のチョコラスク没収すんぞ。
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