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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第六幕その一

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                  第六幕  他の島にも
 先生は晩御飯にお昼にお話した通り沖縄の魚料理を食べました、居酒屋に入ってそのうえでお刺身や揚げたもの、焼いたものとです。
 色々注文して泡盛と一緒に楽しんでいます、そうしながら言うことはといいますと。
「片目がないお魚はね」
「うん、ないね」
「今回はね」
「両目があるのばかりだね」
「そうだね」
「それは少し残念だね」
 先生は沖縄のお魚のお刺身の盛り合わせを食べながら言いました。
「どうにもね」
「そうだね、けれど美味しいね」
「そうだね」
「沖縄のお魚もね」
「やっぱり美味しいね」
「新鮮でね」
「島だからね」
 そして海に囲まれているからです。
「新鮮なお魚が漁れるからね」
「それをお刺身にして食べる」
「焼いてもいいし」
「揚げてもいい」
「そしてそのお料理をお酒と一緒に楽しむ」
「そうするんだね」
「そうだよ、この味はね」
 まさにというのです、先生も。
「沖縄ならではだけれど」
「沖縄でもお魚が美味しいのはね」
「やっぱりいいことよね」
「お魚が好きになった先生にとっては」
「最高のことだね」
「お魚が美味しいことは」
 先生は泡盛も飲んでいます、アルコール度の強いお酒を楽しみつつそのうえで皆に言うのでした。
「このこと自体が素晴らしいことだよ」
「そのお酒も飲んで」
「そしてだよね」
「楽しんで」
「そのうえで」
「明日また楽しもうね」
 こう言った先生でした。
「学問も沖縄も」
「そうだね、それにしても」
 チーチーもお刺身を食べつつ言うのでした。
「沖縄のお魚は何かね」
「そう、本州のものとはね」
 トートーは焼き魚をついばみつつ言いました。
「また種類が違うね」
「北海道のともね」
 ポリネシアも言います。
「また違うわね」
「味付けも少し違うけれど」
 ジップは揚げたものを食べています。
「お魚の種類自体がね」
「また違うから」
 ダブダブは色々と食べています。
「同じ様で違うものを食べている感じだよ」
「これも沖縄ね」
「そうよね」
 チープサイドの家族も言います。
「日本にいるけれど少し違う」
「お魚もそうなのね」
「けれど美味しくて」
 ガブガブはその美味しさを素直に指摘しました。
「食べやすいね」
「種類と味付けは違っても」
「それでもなんだね」
 オシツオサレツも言います。
「美味しいんだね」
「沖縄のお魚の料理も」
「いや、こうして食べてると」 
 最後に言ったのは老馬でした。
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