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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第五幕その七

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「僕だから」
「それでよね」
「先生はああしたことはしないのね」
「先生は学者さんだから」
「学問に励むのね」
「選挙には行くけれど」
 ちなみに先生は今も国籍はイギリスです、ですからイギリスの選挙には日本から投票をしているのです。
「それでも積極的に関わることはね」
「しないね」
「政治学は専門じゃないし」
「そっちについてはね」
「先生は専門外よね」
「うん、法学は学んでいるけれど」
 こちらの学問には励んでいてもです。
「政治学、それに経済学はね」
「専門外で」
「言うこともないね」
「これといって」
「何かあの人達にはどうかと思うけれど」
 それでもというのです。
「僕は政治にはね」
「選挙に行くだけで」
「他のことはしない」
「そういうことね」
「これまで通り
「そうだよ、じゃあね」
 ここまで話してです、そしてでした。
 先生達はレストランのある建物に行きました、場所は門のところで警護をしている兵隊さんに教えてもらいました。 
 レストランの中に入るとです、実際にでした。
 お肉やお野菜、お芋のお料理にパンがコーナーにビュッフェ方式で用意されていてパンも果物も他のデザートも一杯あります。動物の皆はそれを見て先生に言いました。
「あっ、実際にね」
「ビュッフェであるね」
「お料理の種類もかなり多いね」
「しかも量も多くて」
「パスタもあるじゃない」
「特に肉料理が充実してるよ」
「アメリカだから」
 アメリカ軍のベースの中のお店だからというのです。
「それでね」
「ああ、お肉をよく食べる国だから」
「それでなんだ」
「肉料理が充実している」
「そうなのね」
「そうだよ、じゃあね」
 あらためて言った先生でした。
「これからね」
「うん、食べようね」
「お酒も注文して」
「そのうえで」
「お酒はワインにするよ」
 先生がこの時選んだお酒はこれでした。
「これを集めて」
「そしてだね」
「お酒を飲みながらね」
「お食事を楽しもうね」
「こうしたことも楽しむ」
 先生は目を微笑まさせて述べました。
「僕はそれでいいと思っているよ」
「そうね、ただね」
「お肉の料理は多いけれどね」
「お魚はないわね」
「そちらのお料理は」
「アメリカだからね」
 またこう答えた先生でした。
「お魚よりも」
「お肉だね」
「牛肉や豚肉、鶏肉だね」
「アメリカだから」
「うん、じゃあお肉を楽しもう」
 こちらのお料理をというのです。
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