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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第五幕その四

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「ベースに行こうか」
「ベース?アメリカ軍の」
「そっちに行くんだ」
「そうするの」
「そうだよ、実はね」 
 そのアメリカ軍のお食事のこともお話する先生でした。
「アメリカ軍の食事は安くて美味しいんだ」
「あっ、そうなの」
「自衛隊さんは知ってるけれど」
「自衛隊のカレー美味しいわね」
「あれはね」
「そしてアメリカ軍の食事はね」
 こちらのことをまたお話した先生でした。
「一人当たり千円以下でね」
「日本円にして」
「そのうえで」
「食べられるんだ」
「安いわね」
「それもビュッフェでね」
 この形式でというのです。
「お肉もお野菜もデザートも芋料理もね」
「千円以下でなの」
「好きなものが好きなだけ食べられる」
「そうなの」
「それは凄いわね」
「それを食べに行こう」
 今日のお昼はというのです。
「きっと楽しめるよ」
「よし、それじゃあね」
「これからベースに行ってだね」
「そして食べようね」
「アメリカ軍のビュッフェを」
「これは横須賀でもなんだ」
 この街にあるベースでもというのです。
「あそこには海軍さんの基地があるね」
「うん、かなり大きな基地があるよ」
「海自さんの基地や防衛大学もあるけれど」
「アメリカ海軍の基地もあるね」
「沖縄と同じで」
「アメリカ軍は食事については」
 先生はこちらのこともお話します。
「物凄いんだ」
「むしろお食事も?」
「そっちもなのかな」
「アメリカ軍は強いしね」
「装備もいいし」
「そしてお料理もいい」
「そうなんだね」
「いや、それを考えたら」
 先生がここでまた言うことはといいますと。
「イギリス海軍はね」
「うん、お料理でもだね」
「負けてるんだね」
「そっちも」
「まずいんだね」
「日本に来て自衛隊の食事も食べたよ」 
 自衛隊のことも学んでいる先生です、お食事のことも含めて。
「するとイギリス軍よりも美味しくて」
「アメリカ軍はだね」
「その自衛隊よりも美味しい」
「そうなんだね」
「僕が知っている限り一番だよ」
 アメリカ軍の味はというのです。
「軍隊の中ではね」
「それじゃあだね」
「今から皆で食べに行こう」
「アメリカ軍のベースまで行って」
「そのうえで」
「そうしようね、ただ」 
 ここでこうも言った先生でした。
「ベースの前にいる平和平和と言う人達はね」
「無視するんだね」
「そうした人達は」
「あえて無視して」
「通り過ぎるんだね」
「ああした人達は相手にするだけね」
 反論するなりしてもというのです。
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