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ドリトル先生と沖縄の蛇達
第五幕その二

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「だからね」
「よし、それじゃあね」
「皆で待っているから」
「皆一緒にね」
「そうしているから」
「僕は学問を楽しんでくるよ」
 先生が大好きな、です。
「じゃあね」
「お昼御飯は一緒にね」
「食べようね」
 こうお話してでした、皆は朝御飯も食べてそしてでした。
 ホテルを出てセンターに行きました、そのセンターに入ってです。皆は先生に対して涼しいセンターの端に集まって言いました。
「僕達ここにいるね」
「先生を待っている間寝ているから」
「それじゃあね」
「安心してね」
「よし、じゃあね」
 先生は皆に笑顔で挨拶をしてホールの中に向かいました、そこで安座間さんとお会いしましたが安座間さんにも聞かれました。
「何の論文でしょうか」
「はい、沖縄の森についての」
「環境の論文ですね」
「沖縄の緑も豊かですね」
「そうなんです、ですが」
「その保全にはです」
「注意が必要です」 
 安座間さんも先生に応えます。
「少しでも油断しますと」
「森は破壊されます」
「そのことをですね」
「論文に書かせてもらいました」
「これからどうすべきかも」
「そうです、沖縄の草木は日本の他の地域のものとは違います」
 このこともお話した先生でした。
「ですからそのことも踏まえて」
「論文を書かれましたか」
「その地域それぞれの森があり」
「それぞれの保全の方法がですね」
「ありますので」 
 だからこそ、というのです。
「考えて書かせてもらいました」
「沖縄の森ですか」
「沖縄の気候、沖縄の草木」
「そうしたものも」
「そうです、では」
「今日それを発表されますね」
「そうさせてもらいます」 
 先生はご自身の鞄を手にお話します、そしてでした。
 先生は安座間さんと一緒にこの日の学会に参加してご自身の発表も行いました。そのうえで一旦安座間さんとお別れしてです。
 動物の皆のところに向かいました、皆は寝ていましたが。
 先生が近付くとすぐに一斉に起き上がって先生に声をかけました。
「終わったみたいだね」
「今日の学会はこれで終わりだね」
「じゃあ後はだね」
「またフィールドワークだね」
「そうだよ、皆よく待っていてくれたね」
 笑顔で皆に言う先生でした。
「そしてよく寝ていたね」
「うん、何かね」
「暑いからね」
「涼しい場所に入るとね」
「気持ちよくなってね」
 それでとです、皆は先生に答えます。
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