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IS《インフィニット・ストラトス》〜鉄と血と華と〜
第一話 彼の名は――
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ていた。束に言われた時間はもう少しの筈だが、と思った矢先に声がかかる。


「お前が束の言っていた奴か」


スーツを着た黒髪の女性が三日月の側に居た。荷物を手に取り、その女性の目の前に立ち


「そうだけど、あんたがここの先生?」

「ああ、そう……だ……」


女性は目を見開き


「そん、な……まさか……」


三日月の顔を見て驚き、体を震わす。


「三夏……なのか……?」


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