暁 〜小説投稿サイト〜
ユキアンのネタ倉庫
宇宙戦艦ヤマト2199 元爆撃機乗りの副長 4
[9/9]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ドと思われる。全機急降下、続け!!」

オーロラに突入すると計器が異常な数値を示し、機体が派手に揺れる。だが、それもすぐに収まり、前方にガミラスの基地を発見する。そして基地の周囲を囲むように6本の塔が立っている。

「こちらアルファ1、チャーリー1以下は滑走路と機銃を攻撃せよ。アルファ2はオレと共に遮蔽フィールドの発生装置だ」

『『『『了解』』』』

副長の教え通り塔へと向かい、エネルギー反応のある半ばにある球体部分にミサイルを撃ち込む。S.I.Dが完全に機能を停止したことを報告してくるのを流しながら2本目、3本目へとミサイルを撃ち込む。山本君も同じように塔を破壊し、全て破壊すると、オーロラが消え去った。

「こちら、アルファ1。ヤマト、聞こえますか」

『こちらヤマト、どうぞ』

「敵基地を発見。本命のクレーターです」

『了解。これより対地攻撃を始めます。少し離れた位置で着弾観測を願います』

「アルファ1、了解。全機、現空域から離脱せよ。巻き込まれるぞ!!」

全機が空域から離脱すると同時に三式弾がガミラス基地に着弾する。その後もミサイルなどが着弾してガミラス基地が吹き飛んでいく。あっけない。そう思ってしまう。これならガミラスに此処まで押されるのが異常だと思えてしまう。もやもやと不信感が募る。

『ヤマトよりアルファ1、敵基地から離脱する艦は見えますか?』

「いえ、最初の三式弾がドッグらしき場所に着弾するのを確認しています。おそらくは全滅です」

『了解、全機帰投してください』

「了解。全機帰投する」

この感情をどう処理すればいいんだ。悩みを抱えたままヤマトへ帰投する。



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ