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MS Operative Theory
内部図解
MSドックA
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るようになった。

■特殊なハンガーデッキ???カタパルト一体型

 グリプス戦役期にはハンガーデッキとカタパルトが分離したタイプが定着したが、ハンガーデッキの黎明期ともいえる一年戦争期には、ハンガーデッキとカタパルトが一体化したものなど、様々なタイプが模索された。最初期のタイプは艦の構造的な問題から容積が小さく、それ以外にも特定のMSシリーズの運用に特化するなど、汎用性や運用性に必ずしも優れていなかった。

●ホワイトベース

 確認できる限り、メンテナンス・ベッドを搭載した最初の艦艇。RXシリーズの母艦として設計されており、MSにコア・ファイターを搭載する専用機構を持つ。ハンガーデッキは艦の左右に独立して設置されている。

●ムサイ改(後期型)

 ムサイ級巡洋艦はハンガーデッキが狭かったため、後期型ではハンガーの天井と床にMSを収納するタイプに改装されている。また、カタパルト兼用MSベッドを採用することでMSの搭載数を増加させた。

■U.C.0080年代中期以降のハンガーデッキ???ハンガー独立型

 アレキサンドリア級巡洋艦やサラミス改級巡洋艦が就役したU.C.0080年代前〜中期頃には、単一または隣接したハンガーデッキが一般化し、ハンガーとカタパルトも分離されるようになった。艦内を占めるハンガーの容積も大きくなったため、MSのメンテナンス性や総合的な運用性も向上し、この傾向はU.C.0150年代の現在も続いている。

●アーガマ

 二階構造のハンガーデッキを持つ。カタパルト・デッキに隣接した上部ハンガーと、上部ハンガーとエレベーターで接続された下部ハンガーの二つで構成されている。

●リーンホース

 サラミス改級、クラップ級などでも見られるワンボックス型のハンガーデッキで、一般的な仕様。直接カタパルト繋がった縦長のハンガーで、エアロック時にはカタパルトへのハッチを開ける。


??艦艇以外のMSドック??

 MSの出現以降、大半の軍事施設にはMSの整備が可能なドックやハンガーが設けられた。

■ラビアンローズ

 ラビアンローズ級ドック艦には、8基程度の円筒形の工場ブロックが配置され、この内の数基はMSドックとして運用されている。工場ブロックの直径は50mで、自転により人工重力を発生させることも可能である。

▼工場ブロック

 ラビアンローズの中央モジュール内に設置された、円筒形の工場ブロック。前面は二重ハッチ、後面には資材ハッチや人間用ハッチがある。

■地上施設

 地上の軍事施設もMSの整備や改修が可能なドックやハンガーを持ち、「工場」などとも呼ばれる。キャルフォルニア・ベースなどの正規軍の直轄下にある大型の施設は大規模な工廠を持つが、地方基地では艦艇
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