暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる。
参った!と唸らせる魚。
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ま入れてもOKだ。香り付けに柚子を絞ったらタレの完成。醤油の代わりにポン酢を使えば柚子の絞り汁は要らないぞ。

 カリッと揚がったアジの天ぷらの上に、さっき作ったタレをかけたら出来上がり。

「お待ち。『アジの天ぷら〜薬味ソース掛け〜』だ。」

「♪〜、アジの揚げ物と言えばフライが多いですけど、天ぷらも美味しいんですねぇ♪」

「まぁ、割りと簡単だから料理上手な春雨ならすぐ覚えられるさ。」

「ふぇっ??」

 ビックリしたせいで気管に入ってしまったのか、盛大にむせる春雨。

「時雨や夕立からも聞いてるぞ?麻婆春雨が絶品らしいじゃないか。今度俺にも作ってくれよ。」

「は、はい……。喜んで……」

むせかえったのがそんなに恥ずかしかったのか、帽子で顔を隠してしまう春雨。

『ねぇ日向、提督って結構なタラシだよね?』

『あぁ、しかも無意識にやってるから相当質が悪い。』

「あん?何か言ったか?」

「「いや、なんにも?」」

 変な奴等だな、全く。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ