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提督はBarにいる。
■焼酎に合う〇〇〇を探せ!
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 ほれ、と武蔵に瓶を渡す。瞬間、武蔵目がカッと開かれた。

「こ、これは?紫の赤兎馬じゃないか。よくこんな珍しい酒を……」

 紫の赤兎馬。2008年にネット限定、6000本だけ販売され、即完売した『幻の芋焼酎』。今回運良く、譲って貰えたのだ。

「フ、フフフフフ……。」

 武蔵と霧島が不気味に嗤う。心無しか、眼鏡が光っている気さえする。嫌な予感しかしない。

「提督よ。喜べ?芋焼酎にはちと五月蝿い私と霧島が、芋に合うチーズを共に選んでくれよう?」

 フハハハハハハ、とお前はどこの魔王だよとツッコミを入れたくなる位の高笑いを上げる武蔵。あ艦これ、絶対酒飲みたいだけだコレ。
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