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提督はBarにいる。
提督の簡単?おつまみクッキング〜チューハイ編B〜
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 さてさて、次は更に簡単。切って混ぜるだけだけど、意外過ぎる組み合わせだけど結構美味しい、そんな一品をご紹介しますよ。

 用意するのは2つだけ。まずはベビーチーズ。最近の奴にはアーモンド入りとかカマンベール入り、クリームチーズ入りなんてのもあるが、好きな奴をチョイスしよう。これを賽の目に切る。出来れば細か目の方が絡みやすくて良いかもな。けど、細かすぎると食べた気がしない。そこはちょうど良い大きさを自分で見つけてくれ。そして合わせるのは……意外や意外、食べるラー油!これをチーズと混ぜるだけ。簡単だろ?

「え〜……、これ美味しいのぉ?」

「何と言うか……こう、あまり食欲がそそられる感じでは無いですわ。」

 そうなんだよなぁ。コレ美味いには美味いんだけど、初見だと箸が伸び辛いんだよなぁ。まぁ、騙されたと思って食べてみな。と促すと、2人はおそるおそる箸を付けた。

「ん?さっきのアボカドみたいに物凄く美味しい!ってなるワケじゃ無いけど……」

「クセになってきて、箸が止まらなくなる味ですわね。」

 そういう味にしてあんだよ、ワザと。ちょっとした箸休めになる一品だ。俺はその間に食べるラー油を使ってもう一品。



 使うのはもやし。食感を残したければサッと、クタッとした方が良ければちょっと長めに茹でる。茹でてる間に調味液を作る。市販のもやし1袋(200g)に対して醤油と胡麻油を大さじ1ずつ、ほ〇だしを小さじ1。白ごまを好きなだけかけて混ぜる。コレでベースの「即席もやしナムル」の出来上がりだ。ここに個人の好みでおろしにんにくや鷹の爪、七味を足したり、食べるラー油をかけたりする。これがまた美味いし、タッパーに入れておけば冷蔵庫で1週間〜10日位は保つ。ご飯のお伴にもなるし、常備菜にも出来る。実家だと1kgのもやしで纏めて作ってたっけ。

「うん、これも手間かかって無いけど本格的!」

「ご飯の欲しくなりそうなお味ですね。」



 さて、と。じゃあ最後に「おつまみにしやすい野菜ベスト3」、ぶっちぎりの1位を使った料理も作ろうか。

「鈴谷、また手伝ってくれ。」

「はいは〜い、鈴谷にお任せぇ♪」

 まずは皮を剥き、茹でていく。火が通ったら水を捨て、再び火に掛けて粉を噴かせる。……そう、個人的にではあるがジャガイモはつまみにしやすい野菜だと思うのだ。

 生食こそ出来ないものの、煮る、焼く、揚げる、蒸す、茹でる。炒める等々、手の加え方で幾らでも姿を変える。そしてお酒にも合う。

「提督、粉ふきいも出来たよ。」

「じゃあ、それを潰してマッシュポテトにしてくれ。」

「了解〜。」

 その間に俺は他の具材の準備だ。今回は2品作るので、纏めて下拵え。用意するのはニンジン、キュウリ、玉
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