暁 〜小説投稿サイト〜
サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
318
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話

店長:「先ずはサトシ君。彼は正義感が強く、
仲間想いだし、何よりハートが熱いっ。
どんな事にも立ち向かう
その姿、元素で例えると”火”だ」



ヒカリ:「あはは(笑顔)確かにっ」




店長:「ヒカリちゃんは何にでも真っ直ぐで
一生懸命だし、何より別嬪(べっぴん)さんだ。
皆に”明るさ”という潤いをもたらすその姿、
元素で例えると'”水”」



ヒカリ:「いえいえっあたしはそんなっ。
、、でも、ありがとうございます(笑顔)」
ヒカリ(店長さんどうしたのかしら)



店長:「次にヒロシ君。
彼は色んな角度から物事を考え、
皆がやるべき事、目指すべき事を
導く事が出来る。迷った時の答えを降らす
その姿は、元素で例えると”空”」



ヒカリ:「あ〜っ、なるほどっ」





店長:「そして、マリナちゃん。
彼女は一見冷めた表情だが、みんなの
バックアップに周るため色々と考え込む人だっ。
追い風のように協力してくれる時もあれば、
向かい風のように厳しい態度をとったりする。
そんな彼女は、”風”」



ヒカリ:「、、、」




店長:「そんな君たちを動かす基となった
カツラさんは、どんな時でもみんなが
走りだせるように足元を支えている”地”」



ヒカリ:「、、、」




店長:「どういう意味か、わかるかい?」




ヒカリ:「うーん、、、」




店長は引き続きヒカリに説明をした。




店長:「火、水、風、空、地、
世界はこの五大元素で
出来ていると呼ばれている」




ヒカリ:「へぇーっ、、五大元素、、」




店長:「何を言いたいのかと言うと、
つまりあれだっ、、、新しい世界を
創造出来るかどうかは、君たち五人に
かかっていると言う事なんだよ」



ヒカリ:「あたし達五人に?」



店長:「そうだともっ。この五大元素は
一つひとつが意味を持ち、一つひとつが
相対に存在し合って、何かを生み出す。
一つの元素が強ければ他の元素が弱め、
時にはその逆もあり、そうやって
バランスをとりあう、、、君たち五人も、
そうなんじゃないかな?」



ヒカリ:「えっ、、」




店長:「誰かがバランスを崩したならば
他の誰かがそれを補い、離れぬよう、
途切れぬように繋ぎとめる。
君たち五人を見ているとそんな気がするよ」



ヒカリ:「、、でもあたし、バランスを
上手くとる自身がないんですっ。
反発してばっかりで、、、」



ヒカリが五本の爪楊枝(つまようじ)
見つめていると、店
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ