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ゲート 代行者かく戦えり
第一部:ゲート 開けり
カルデアの日常&第3偵察隊出陣せん!
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特地 アルヌスの丘 自衛隊駐屯地にて






 巨大な六芒の星型要塞の形をした自衛隊特地派遣部隊が駐屯するこの場所にて、とある一室に数人の自衛官と外国人が集められていた。
彼らの名前は


伊丹 耀司(いたみ ようじ)

栗林 志乃(くりばやし しの)

富田 章(とみた あきら)

倉田 武雄(くらた たけお)

桑原 惣一郎(くわばら そういちろう)

黒川 茉莉(くろかわ まり)

仁科 哲也(にしな てつや)

笹川 隼人(ささがわ はやと)

勝本 航(かつもと わたる)

戸津 大輔(とづ だいすけ)

東 大樹(あずま だいき)

ジョン・ソープ・マクタビッシュ

ジョン・プライス

ギャズ

ウラジミール・R・マカロフ

ユーリ

以下、17名が呼び出しを受けていた。


彼らを呼び出したのは、目の前の2人である。特地方面派遣部隊指揮官の「狭間 浩一郎(はざま こういちろう)」陸将(中将)と、特地方面派遣部隊幕僚の柳田 明(やなぎだ あきら)二等陸尉(中尉)だ。どちらも自衛官組の中では上位の存在なので伊丹を除けば緊張した面持ちで、
一体何事かという言葉が伝わるような表情や目を浮かべながら、前に立つ2人を見つめている。そして外国人達も空気を読んで一応敬礼状態を取っている。


「あぁ、楽にしてよいぞ」


「とある任務のために君たちをここに呼んだのだ。決して何かミスをしたわけではないので安心してくれ。では、説明する。これよりここに集められた君たちは、自衛隊特地派遣部隊所属第3偵察隊としてこの特地に生息する現地民との交流を図ってもらうことになる。これはこの異世界においてとても重要な任務となるから、心して取り掛かってもらいたい」


そんな彼らに休めの姿勢を取るよう狭間中将は命じ、隣で控えている柳田に彼らを集めた理由について言及させる。彼らが集められた理由は新しく結成される部隊に所属されたことを説明するためだ。
特地に自衛隊が派遣された後、帝国軍・連合諸王国軍との二度に渡る戦闘を経て彼らと日本政府は一つの結論に至った。
それは第二次世界大戦時やベトナム戦争時のアメリカ軍のように、この特地に住む原住民を様々な懐柔策を用いて味方にし、現地における今後の戦略・戦術活動を有利にしようという考えだ。


かつて第二次世界大戦において米軍は、太平洋戦線においてアメリカ軍に好意的&日本軍に反感を抱いた原住民を利用し、島の裏道やジャングルの抜け道などをアメリカ海兵隊部隊の道案内役として先導して、日本軍の拠点把握や陣地に対する奇襲攻撃の成功など数々の貢献を行い、また東南アジアなどで反日ゲリラ部隊と共同して軍事作戦を展開したりと、
数々の不正
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