暁 〜小説投稿サイト〜
サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
302
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


ヒカリ:「えぇーっと、、、あったわ!
7月下旬、サントアンヌ号、
クルージングパーティー、、、えっ!」



サトシ:「クルージングパーティー?」




ヒロシ:「去年、探偵の仕事で
サントアンヌ号に潜入した時、
クルージングパーティーを見たんだ」




サトシ:「でも、パーティーとシルフの
何の関係があるんだ?」




ヒロシ:「サントアンヌ号は裕福な客しか
招待されない、言わば豪華客船。
そしてその客は、各地方から集まってくる
財閥(ざいばつ)や大手企業の社長
ばかりだった。そして今年、シルフで
ワタルさんがテレビで顔を出した事により、
今年のサントアンヌ号にはきっとシルフが
絡んでくるに違いない。
地方の企業との交流、そして
ポケモン回収政策を広める為に」



ヒカリ:「確かにその可能性はあるわね、、」




ヒロシ:「それに、サントアンヌ号は
表向きはクルージングパーティーだけど、
実情は企業同士の裏取り引きもされている
噂もあるんだ。俺が去年サントアンヌ号に
招待されたのも、その裏取り引きの
現場を取り押さえるため、、、。
昨年の裏取り引きでシルフの影は
全く無かったけど、もし裏取り引きの
現場を押さえる事が出来たら、証拠をとって
警察を味方に出来るかも知れない」




カツラ:「裏取り引きか、、。
確かにその噂はわしも何度か耳にした事がある」






マリナ:「つまり、シルフの幹部達が
パーティーに出席するのを狙って、
ポケモン達を逃すって訳ね」




ヒロシ:「そうです。そして恐らく、
可能性としてサントアンヌ号には
シルフの業務に携わっている
ワタルさん、カンナさん、シバさん、
回収されたポケモン達の場所には
シンジとその部下を配置する確率が高い」





カツラ:「そうじゃな。じゃが、
もしサントアンヌ号にシルフが
出席しない場合はどうするかね?」





ヒロシ:「もしそうなったら、
別の場所にワタルさん達を誘き出して
俺が足止めをします」




マリナ:「え?」




ヒカリ:「でも、そんな事したら!」




ヒロシ:「どっちにしろ、カントー
新時代計画を止めるにはシルフとの
コンタクトを回避出来ないさっ。
この作戦を実行する時、、、その時が
俺達とシルフとの”本当の戦い”が
始まる時なんだ!」


ヒカリ:「!」


マリナ:「!」



サトシ:「、、、」



カツラ:「、、、そうじゃの。
やがては正面から戦わねばならん。
ポケモン強奪の時と違
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ